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6月26日の社説は・・・

2015-06-26 05:14:34 | 社説を読む
今日もテーマが分かれそうです。
中日は、電力会社の株主総会を取り上げるでしょう。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ TPP交渉―大筋合意へ加速せよ
・ 企業統治指針―求む 反骨の経営者

読売新聞
・ 米大統領交渉権 TPPの早期妥結につなげよ(2015年06月26日)
・ 米中戦略対話 「責任ある競争相手」に程遠い(2015年06月26日)
 
毎日新聞
・ 70年首相談話 形式より中身が肝心だ
・ 免震ゴム不正 隠蔽体質を根絶せよ

日本経済新聞
・ 日米主導でTPP交渉の大筋合意を急げ
・ 中国は海洋で責任ある態度を
 
産経新聞
・ 米中対話 オバマ氏の要求は当然だ
・ 株主総会 経営の規律高める機会に
 
中日新聞
・ 電力株主総会 脱原発の世論直視を 
・ 米黒人差別 南軍の旗降ろす勇気

※ 米中関係が目立ちます。


中日は予想通りの内容です。

6紙の中では、中日が最も反原発色の強い主張をしています。
株主総会でも、株主提案を支持しています。
「原発の再稼働がこの夏に迫る中、電力会社が開いた株主総会では脱原発を求める株主の声が相次いだ。再稼働ありきの政府、電力会社は、鎮まることのない脱原発の世論を直視すべきだ。

 原発依存度が高く四年連続赤字の関西電力の総会では、株主が「原発の再稼働にすがるのは愚かな経営だ」「中長期の経営方針として脱原発を明確にすべきだ」と訴えた。」


同じく中日から、南軍旗の記事です。

「九人が死亡した米黒人教会乱射事件後、奴隷制の象徴とされてきた南北戦争時の「南軍旗」を排除する動きが米国で広がっている。根強い人種差別の転換につながる動きとして注目したい。」

未だに南北戦争を引きずっていることが驚きです。

とは言っても南北戦争は明治維新の直前。
歴史の長い日本人にとっては比較的最近のことに思えます。

「「おまえたちはわれわれの国を乗っ取ろうとしている。出て行け」などと差別をあらわに話していたという。ウェブサイトには、ルーフ容疑者が南軍旗と銃を手にする姿が掲載されていた。

白人が北米大陸に入植したのに、「出ていけ」は無いですね。

 南軍旗は南北戦争(一八六一~六五年)で、奴隷制を支持した南部諸州が使用していた。「南部の誇り」のシンボルとして公共の場で今も使われているのに対し、黒人らは人種差別や白人支配など「痛み」の象徴だとして撤去を求めていた。

 サウスカロライナ州知事は州議会議事堂に掲揚されていた南軍旗の撤去を議会に要請、ミシシッピ州議会議長は州旗のデザインから南軍旗を削除するよう呼び掛けた。バージニア州は南軍旗をあしらった車のナンバープレートの発行中止を表明。小売り大手ウォルマートやネット通販アマゾン・ドット・コムは南軍旗関連商品の販売中止を発表した。警官の黒人射殺など人種絡みの事件が後を絶たない米社会で、差別の象徴を排除する動きが党派を超え広がっていることは異例だ。差別撤廃の動きにつなげたい。」

 旗のもつ意味の大きさに感がえさせられました。

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