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7月17日の社説は・・・

2020-07-17 05:30:10 | 社説を読む
藤井七段が間に合うか・・・
 
・ 高齢者施設 災害死を防ぐために
・ 相撲界の暴力 社会との溝 またも露呈
 
・ 米国ビザ制限 思惑通りに雇用は増えまい
・ 最年少タイトル 将棋の新時代を告げる快挙だ
 
・ GoTo事業見直し 混乱を招いた責任は重い
・ 香港の立法会選挙 民主派の参加が不可欠だ
 
・ 復調の兆し見える中国経済が背負う重荷
・ 入管収容は多面的見直しを
 
・ 皇室と沖縄 強い絆を大切に繋ぎたい
・ 藤井新棋聖 将棋界の枠超えた活躍を
 
・ 「最年少」が描く新次元 藤井新棋聖誕生
・ 真相を闇に眠らせるな 森友国賠訴訟
 
※ 3社が藤井新棋聖を取り上げました。
 
産経です。

将棋の高校生棋士、藤井聡太七段が第91期棋聖戦五番勝負を制し、初タイトルとなる棋聖位を手にした。

 17歳11カ月でのタイトル獲得は、屋敷伸之九段が平成2年8月に打ち立てた18歳6カ月を大きく更新する史上最年少記録である。

 しかも、相手は「現役最強」と言われる渡辺明前棋聖だった。第一人者を堂々と押し切っての快挙に拍手を送りたい。

 今回の五番勝負では、若者の斬新な着想に何度も驚かされた。その一つが、第2局の序盤で指された「5四金」だ。守備駒の金将を攻めに繰り出す意表の一手は、ニュース番組でも報じられた。

 常識にとらわれていては浮かばない手で、大一番で用いた決断力も見事だった。

 
読売です。

藤井七段はデジタル技術と共存する現代将棋を象徴している。

 正確無比の読みは、伝統的な詰将棋で培ったとされる。将棋ソフトを棋譜研究に併用し、ベテランの予想を超える妙手を放つ。対局後のコメントは礼儀正しく、初々しい素顔が好感を抱かせる。

 デビューした当時、すでに将棋ソフトの棋力は人間をりょうしていた。頭脳ゲームとしての将棋の先行きが懸念されたが、今では逆に人気が高まっている。個性的な棋士たちが知力を尽くす面白さが際立ってきたからではないか。

中日です。

特筆すべきは棋聖戦五番勝負の初戦だ。棋士は通常、タイトル戦の番勝負には和服で臨むが、藤井新棋聖はスーツ姿。まだ不慣れなことの象徴のようでもあった。
 盤上でも、守備の駒の金を前線に送る渡辺前棋聖の激しい攻めの前に、攻撃の軸となる飛車と角のどちらかを取られる窮地に。プロ棋士が集まる対局場の控室でも、苦戦を指摘する声が上がった。
 だが藤井新棋聖は果敢に飛車を捨て、そこから優勢を築く。タイトル戦は初登場でも、重圧を全く感じさせない会心の勝利だ。最年少タイトル保持者の誕生にふさわしい戦いぶりだったといえよう。
 同時に進行中の王位戦は、三十歳も年上の木村一基王位が相手。最年長の四十六歳で初タイトルを得た人気棋士との注目の戦いだ。
 今月初めの第一局では、強気の攻めを貫いて先勝。十三日からの第二局では、敗色が濃厚な状況でもあきらめず、大逆転で勝利をもぎ取った。こうしてさらに成長する姿を見守るのも楽しみだ。

 今後も楽しみです!


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