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8月21日の社説は・・・

2014-08-21 05:38:21 | 社説を読む
広島では大きな災害が起こりました。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ ウクライナ―ロシアは譲歩の時だ
・ 公益法人―改革の原点を思い出せ
 
読売新聞
・ 広島土砂災害 生かされなかった過去の教訓(2014年08月21日)
・ 中国WTO敗訴 不当な輸出規制を是正せよ(2014年08月21日)
 
毎日新聞
・ 広島の土砂災害 救援活動に全力挙げよ NEW (2014年08月21日)
・ 福島原発汚染水 国の姿がまだ見えない NEW (2014年08月21日)

日本経済新聞
・ 経済を傷めない簡素な金融規制に
 
産経新聞
・ 広島の土砂災害 地域「共助」で被害防ごう
・ 米黒人少年射殺 沈静化へ事実解明を急げ

中日新聞
・ 豪雨土砂災害 情報が生死を分ける
・ ホームレス襲撃 見過ごしてはならない

※ 広島の土砂災害を4社が取り上げました。

読売です。
 「甚大な被害が出た原因として、広島特有のもろい地質が指摘される。花こう岩が風化し、堆積した「まさ土」の上に、多くの住宅が建てられている。

 広島県内の土砂災害危険箇所は3万2000か所に上り、都道府県の中で突出して多い。日頃からの備えが、どこよりも求められていたと言えるだろう。

 広島市では1999年6月にも、今回のような崖崩れなどが発生し、20人が死亡した。この災害をきっかけに、土砂災害防止法が2001年に施行された。」 

「広島市が住民に避難指示・勧告を出したのは、20日午前4時15分以降だった。既に、土砂災害が発生していたとみられる。市は「雨量の分析を誤った」と、発令の遅れを認めた。」

 地球温暖化のせいなのでしょうか。
 局地的豪雨が珍しくなくなりました。
 毎日のように、日本のどこかで降っています。

 広島市安佐北区では、20日午前4時半までの3時間雨量が200ミリを超えました。
 例年の8月1か月間の1・5倍の降水量です。

 今では、気象庁の「高解像度降水ナウキャスト」により、どこにどれぐらいの雨が降るのか、かなり正確な予測情報が、手にはいるようになってきました。

 中日です。
「今月十六~十七日に記録的な大雨が降った岐阜県高山市では、約百七十カ所で崖崩れが起きたが、人的被害は一件もなかった。民間の気象情報会社のサービスも活用した素早く、きめ細かい避難勧告が奏功した。

 十七日昼に避難勧告を出した地区でその夜、土砂災害が発生して民家一棟が全壊した。住人は防災無線を聞いて小学校に避難しており、無事だった。」

 タイトル通り、「情報が生死を分ける」のです。

 レーダーで情報をキャッチする能動的な態度も必要です。

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