テーマは分かれそうです。
朝日新聞
・ 人づくり革命 言葉だけが躍っている
・ 五輪開催地難 運営の抜本的見直しを
読売新聞
・ 日印首脳会談 海洋安保で戦略関係を深めよ(2017年09月17日)
・ 公認心理師制度 ケア充実に新資格生かしたい(2017年09月17日)
毎日新聞
・ 東京都が禁煙条例策定へ 自治体こそ国の先導役に
・ 日朝平壌宣言から15年 アジア安定の目標は不変
日本経済新聞
・ 新たな選挙互助会では支持は得られない
・ ロヒンギャの救済へ実行を
産経新聞
・ 小泉訪朝15年 長く残酷な日々に決着を
・ 年金支給漏れ 信頼回復へ調査徹底せよ
中日新聞
・ 負の歴史に学んでこそ 週のはじめに考える
※ 日朝平壌宣言が2社。多は分かれました。
朝日です。
「安倍内閣が「人づくり革命」を掲げた。女性活躍、1億総活躍、働き方改革に続く、4枚目の看板である。
「人づくり革命」とは何か、想像できる人がどれほどいるだろう。具体策を議論するため、政権は10代から80代までの多様な人を集めて「人生100年時代構想会議」を設けたが、こちらにも疑問が消えない。
「人生100年時代」は、会議のメンバーにも選ばれた英ロンドン・ビジネススクールのリンダ・グラットン教授が著書で提唱した。長寿社会では、学び、働いて、一定の年齢になったら引退するという単線型の人生設計を変えるべきだという考え方だ。」
どんな提言が出されるか、興味があります。
日経です。
「危機の発端は8月下旬に武装勢力が治安施設を襲撃したことだ。掃討作戦に乗りだした軍は、武装していないロヒンギャも攻撃した。国連のグテレス事務総長が軍事行動を停止するようミャンマー政府に求めたのは、当然だ。
問題の根が深いことには注意が必要だろう。ミャンマーで多数派の仏教徒たちの間では、イスラム教徒のロヒンギャへの差別的な感情が際だって強い。
国籍を与えないなど政府がロヒンギャを不当に扱ってきた背景には、そうした差別意識が横たわる。ノーベル平和賞の受賞者でもあるスー・チー氏が、ロヒンギャ保護をはっきり打ち出してこなかったのも、多数派の反発を恐れた面が大きいようだ。
とはいえ、東南アジアで最も深刻といわれる人道危機に手をこまぬいていいわけはない。スー・チー氏はじめミャンマー政府は差別を打破する努力が求められる。」
ここも宗教対立です。
中日です。
「昭和の戦争の発端である満州事変は八十六年前の九月十八日に起こりました。日中の負の歴史に学んでこそ、確かな関係改善の道筋を見いだせるのです。
満州事変は関東軍による自作自演の謀略である鉄道爆破の柳条湖事件で始まりました。その六年後には北京郊外で旧日本軍に銃弾が撃ち込まれる盧溝橋事件が起こり、日中は泥沼の全面戦争に突入していきました。
政府や軍の一部には戦火不拡大論もありました。残念なことに、満州事変の成功に味をしめ、華北を「第二の満州国に」と企てる関東軍や軍強硬派は「中国一撃論」を唱え、不幸な日中戦争を回避する機会を逸しました。
アヘン戦争で敗れた中国は、国際社会から「東亜病夫」(東洋の病人)とまで見下されていただけに、日本側に「一撃で倒せる」という、おごった気持ちがあったのは間違いありません。
危険な排他的民族主義
この時代は、「暴支膺懲(ぼうしようちょう)(粗暴な支那を懲らしめる)」と叫ぶ政府や軍の扇動により、日本社会では中国人を蔑(さげす)む風潮も生まれていました。
日本政府や軍の一部高官が隣国をおとしめるような世論形成をし、満州事変の謀略にまで手を染めて戦争に突入していった歴史を忘れてはなりません。」
その通りです。
朝日新聞
・ 人づくり革命 言葉だけが躍っている
・ 五輪開催地難 運営の抜本的見直しを
読売新聞
・ 日印首脳会談 海洋安保で戦略関係を深めよ(2017年09月17日)
・ 公認心理師制度 ケア充実に新資格生かしたい(2017年09月17日)
毎日新聞
・ 東京都が禁煙条例策定へ 自治体こそ国の先導役に
・ 日朝平壌宣言から15年 アジア安定の目標は不変
日本経済新聞
・ 新たな選挙互助会では支持は得られない
・ ロヒンギャの救済へ実行を
産経新聞
・ 小泉訪朝15年 長く残酷な日々に決着を
・ 年金支給漏れ 信頼回復へ調査徹底せよ
中日新聞
・ 負の歴史に学んでこそ 週のはじめに考える
※ 日朝平壌宣言が2社。多は分かれました。
朝日です。
「安倍内閣が「人づくり革命」を掲げた。女性活躍、1億総活躍、働き方改革に続く、4枚目の看板である。
「人づくり革命」とは何か、想像できる人がどれほどいるだろう。具体策を議論するため、政権は10代から80代までの多様な人を集めて「人生100年時代構想会議」を設けたが、こちらにも疑問が消えない。
「人生100年時代」は、会議のメンバーにも選ばれた英ロンドン・ビジネススクールのリンダ・グラットン教授が著書で提唱した。長寿社会では、学び、働いて、一定の年齢になったら引退するという単線型の人生設計を変えるべきだという考え方だ。」
どんな提言が出されるか、興味があります。
日経です。
「危機の発端は8月下旬に武装勢力が治安施設を襲撃したことだ。掃討作戦に乗りだした軍は、武装していないロヒンギャも攻撃した。国連のグテレス事務総長が軍事行動を停止するようミャンマー政府に求めたのは、当然だ。
問題の根が深いことには注意が必要だろう。ミャンマーで多数派の仏教徒たちの間では、イスラム教徒のロヒンギャへの差別的な感情が際だって強い。
国籍を与えないなど政府がロヒンギャを不当に扱ってきた背景には、そうした差別意識が横たわる。ノーベル平和賞の受賞者でもあるスー・チー氏が、ロヒンギャ保護をはっきり打ち出してこなかったのも、多数派の反発を恐れた面が大きいようだ。
とはいえ、東南アジアで最も深刻といわれる人道危機に手をこまぬいていいわけはない。スー・チー氏はじめミャンマー政府は差別を打破する努力が求められる。」
ここも宗教対立です。
中日です。
「昭和の戦争の発端である満州事変は八十六年前の九月十八日に起こりました。日中の負の歴史に学んでこそ、確かな関係改善の道筋を見いだせるのです。
満州事変は関東軍による自作自演の謀略である鉄道爆破の柳条湖事件で始まりました。その六年後には北京郊外で旧日本軍に銃弾が撃ち込まれる盧溝橋事件が起こり、日中は泥沼の全面戦争に突入していきました。
政府や軍の一部には戦火不拡大論もありました。残念なことに、満州事変の成功に味をしめ、華北を「第二の満州国に」と企てる関東軍や軍強硬派は「中国一撃論」を唱え、不幸な日中戦争を回避する機会を逸しました。
アヘン戦争で敗れた中国は、国際社会から「東亜病夫」(東洋の病人)とまで見下されていただけに、日本側に「一撃で倒せる」という、おごった気持ちがあったのは間違いありません。
危険な排他的民族主義
この時代は、「暴支膺懲(ぼうしようちょう)(粗暴な支那を懲らしめる)」と叫ぶ政府や軍の扇動により、日本社会では中国人を蔑(さげす)む風潮も生まれていました。
日本政府や軍の一部高官が隣国をおとしめるような世論形成をし、満州事変の謀略にまで手を染めて戦争に突入していった歴史を忘れてはなりません。」
その通りです。