５月２５日の社説は・・・

テーマは分かれそうです。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・　農協改革―「本業」重視で抜本策を
・　国立競技場―立ち止まり議論し直せ

読売新聞
・　国会改革　党首討論の定例化から始めよ（2014年05月25日）
・　がん患者の就労　治療との両立支援が必要だ（2014年05月25日）
　
毎日新聞
・　スポーツ庁の設置　負の体質一掃の契機に NEW (2014年05月25日)
・　ウルムチのテロ　力だけでは解決できぬ NEW (2014年05月25日)

日本経済新聞
・　治療の選択肢広げる混合診療の拡充を
・　ダンスを楽しく踊るには

産経新聞
・　新疆テロ事件　暴力と弾圧の連鎖を断て
・　遠隔操作公判　冤罪防止のための検証を
　
中日新聞
・　国家機密に挑む者たち　週のはじめに考える
　
※　新疆テロ事件が２件のほかは分かれました。

最近の話題は、産経の遠隔操作公判です。
「遠隔操作ウイルス事件で威力業務妨害などの罪に問われた片山祐輔被告は、再開された東京地裁の公判で、これまでの無罪主張を撤回し、起訴内容を全て認めた。」

興味深いのは次の点です。
「警視庁などの合同捜査本部は、被告が保釈されて以降、２カ月半にわたって尾行、行動確認を続けていた。ネット上の仮想空間を舞台とする犯罪が、最も古典的、アナログ的捜査手法で明らかにされたのは、なんとも皮肉だった。

被告が逮捕されたのも、証拠に直結する記録媒体付きの首輪を江の島のネコにはめる防犯カメラ映像を見つけた足取り捜査がきっかけだった。逆に、被告がネット空間に潜み続け、現実空間での失策を犯さなければ、逮捕も公判維持も難しかった可能性がある。」

ネット犯罪捜査の難しさと、足で稼ぐ従来の捜査の大切さが書かれています。

ネット捜査の専門家の育成が望まれます。