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1月8日の社説は・・・

2014-01-08 05:44:28 | 社説を読む
昨日、読売と日経がソチ五輪とテロを取り上げました。
心配ですね。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 原発輸出―立法府から再考促せ
 
読売新聞
・ 社会保障改革 消費増税を制度安定の契機に
 
毎日新聞
・ 再処理工場申請 核燃政策の限界認めよ
・ ソチ五輪とテロ 大会の安全を最優先に
 
日本経済新聞
・ 政府は核燃料サイクルの課題を直視せよ
・ トルコと関係を深める意義

産経新聞
・ 教育再生 積み残した宿題を着実に
・ ソチ五輪1カ月 露の真の国力が問われる

中日新聞
・ 財政再建はなぜできぬ 年のはじめに考える 

※ 原発関係が3社並びました。
 ソチ五輪も、毎日、産経が続いています。

 ここでは、産経を取り上げます。

今年を教育再生の年としたい。道徳の教科化のほか、教科書の自虐的な記述を見直す検定基準改正など、戦後教育の課題に相次いで処方箋が出された。改革を、着実に進めてほしい。 

 論点は3点です。

1 道徳の教科化

 再生実行会議の提言を受け、文部科学省の有識者会議は昨年末に「特別の教科」とする報告を正式にまとめ、下村博文文科相に提出した。

 数値化した評価をしないで、文書表記で示すというものです。

2 教科書問題

社会科を中心に、バランスのとれた記述を求める文科省の改革実行プランに基づき、検定基準の改正が審議会で了承された。改正教育基本法の趣旨に反して、近現代史を中心に日本をことさら悪く描く一面的な教科書の記述が相変わらず目立つ。
 国づくりに苦闘した人物やわが国固有の領土の歴史などを知り、深く学びたくなるような教科書や指導を考えてもらいたい。


 産経新聞は、フジサンケイグループに属する扶桑社系の育鵬社の教科書のために、擁護しています。

 例えば、「育鵬社批判はいかに的外れか 教科書の中身とは」
  http://sankei.jp.msn.com/life/news/110902/edc11090221240007-n1.htm

 地理と歴史は1,2年生で並行して学習するので、密接な関係があります。
 まずは、「地理」の教科書を作ってほしいものです。

 改訂時期が近づき、大きくクローズアップされるでしょう。

3 教育委員会改革

横並びで悪い結果にも責任を取らない教育界の悪弊を改め、建設的な議論を深めて改革を加速してもらいたい。 

 首長の選挙目当ての人気取り政策に振り回されないシステムをどう作るかが課題です。

 

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