激甚災害とは?
地震や豪雨、洪水、竜巻、津波、噴火、地滑りなど災害対策基本法で定義する「災害」のうち、国民経済に著しい影響があり被災者への支援が必要で、さらに被災自治体にも大きな財政負担がかかると政府が判断した災害が「激甚災害」に指定される。
激甚災害に指定されるとどうなるのか?
激甚災害に指定されると、地方公共団体の行う災害復旧事業等への国庫補助の嵩上 げや中小企業者への保証の特例等、特別の財政助成措置が講じられる。 なお、激甚災害の指定は、中央防災会議が定めている、「激甚災害指定基準」(本 激の基準)及び「局地激甚災害指定基準」(局激の基準)による。
激甚災害指定は誰がするのですか?
内閣府は激甚災害の指定政令案を作成し、内閣法制局の審査、中央防災会議への諮問、中央防災会議からの答申、閣議決定を経て指定政令が公布・施行されます。