テーマは分かれそうです。
今朝の社説を見てみましょう。
朝日新聞
・ 有識者会議 掘りさげた天皇制論を
・ 受動喫煙防止 屋内全面禁煙をもっと
読売新聞
・ 高齢者雇用対策 「生涯現役」の環境を整えよう(2016年10月16日)
・ 電力自由化半年 料金低下の恩恵を広げたい(2016年10月16日)
毎日新聞
・ 象徴天皇 「国民と共に」あってこそ
日本経済新聞
・ 米国経済の持続的成長に必要なことは
・ 旧姓使用認めぬ判決への疑問
産経新聞
・ 中国のガス田開発 実効的な対抗措置考えよ
・ 豊洲問題で人事 責任の所在解明に生かせ
中日新聞
・ 解散は首相の専権か 週のはじめに考える
※ 天皇制を2社が取り上げました。
朝日です。
「天皇陛下がビデオメッセージで生前退位の意向をにじませてから2カ月余。政府の有識者会議の初会合があす開かれる。
メンバーには、これからの時代の象徴天皇制はどうあるべきかという問題意識に立って、掘りさげた議論を望みたい。」
「陛下の孫の世代にあたる皇族は4人で、うち3人は女性だ。民間人と結婚すれば皇室を離れる。このため野田内閣は「女性宮家」を新たに設ける構想を打ちだしたが、安倍内閣に交代してから話は進んでいない。
安倍氏は首相就任前、女性・女系天皇の誕生につながるおそれがあるとして、女性宮家に慎重な論考を発表している。その中で民主党政権を「拙速、お気軽」と批判したが、内閣を率いた後、自らは考えを示すことなく手をこまぬいてきた。
首相が皇室制度を大切だと思うのなら、4年間に及ぶ不作為を反省したうえで、この課題から逃げずに、真摯(しんし)にとり組む姿勢を示す必要がある。
象徴天皇制は主権者である国民の理解と支持がなければ立ちゆかず、そのあり方は国民が考え、決めなければならない。夏以降の動きで、このことに思い至った人は少なくないだろう。
国民に向け、未来に続く議論に資する材料を準備し、提供する。有識者会議の務めである。」
毎日は1本ものです。
「 陛下は即位以来「憲法を守る」と繰り返してきた。天皇制のよりどころであり、平和主義や国民主権、基本的人権の尊重を原則とする憲法に最大の価値を置きながら、新たな天皇像を探ってきた。
皇太子時代、慣習を破って民間女性の美智子さまと結婚されるなど「大衆天皇」の素地を早くからうかがわせ、即位後は、さらに国民の中に分け入っていく。
自然災害の被災地を慰問に訪れ、ひざを接して被災者に寄り添う姿は国民に感銘を与えた。東日本大震災ではビデオ映像を通じて被災者を励ました。先の悲惨な戦争に思いをはせ、アジア太平洋の戦跡慰霊の旅も続けている。
陛下は「国民に対する理解を深め、常に国民と共にある自覚」を持つ必要性を強調する。皇居の奥にあって国民とほとんど接触しない存在ではなく、自ら行動し、国民の声を直接聞き、苦楽を分かち合うことに象徴の意味を見いだしてきた。また、「全身全霊をもって象徴の務めを果たしていく」とも述べた。
こうした強い責任感と使命感に裏打ちされた象徴への考え方を、わたしたちも支持したい。」
日本にとって、そして日本人にとっての天皇制とは?
これまでの日本の歴史の精神・文化を支えてきた天皇制。
これを機会に、じっくりと考えてみましょう。
まずは勉強です。
新聞社が特集を組んでくれたらありがたいけど・・・。
今朝の社説を見てみましょう。
朝日新聞
・ 有識者会議 掘りさげた天皇制論を
・ 受動喫煙防止 屋内全面禁煙をもっと
読売新聞
・ 高齢者雇用対策 「生涯現役」の環境を整えよう(2016年10月16日)
・ 電力自由化半年 料金低下の恩恵を広げたい(2016年10月16日)
毎日新聞
・ 象徴天皇 「国民と共に」あってこそ
日本経済新聞
・ 米国経済の持続的成長に必要なことは
・ 旧姓使用認めぬ判決への疑問
産経新聞
・ 中国のガス田開発 実効的な対抗措置考えよ
・ 豊洲問題で人事 責任の所在解明に生かせ
中日新聞
・ 解散は首相の専権か 週のはじめに考える
※ 天皇制を2社が取り上げました。
朝日です。
「天皇陛下がビデオメッセージで生前退位の意向をにじませてから2カ月余。政府の有識者会議の初会合があす開かれる。
メンバーには、これからの時代の象徴天皇制はどうあるべきかという問題意識に立って、掘りさげた議論を望みたい。」
「陛下の孫の世代にあたる皇族は4人で、うち3人は女性だ。民間人と結婚すれば皇室を離れる。このため野田内閣は「女性宮家」を新たに設ける構想を打ちだしたが、安倍内閣に交代してから話は進んでいない。
安倍氏は首相就任前、女性・女系天皇の誕生につながるおそれがあるとして、女性宮家に慎重な論考を発表している。その中で民主党政権を「拙速、お気軽」と批判したが、内閣を率いた後、自らは考えを示すことなく手をこまぬいてきた。
首相が皇室制度を大切だと思うのなら、4年間に及ぶ不作為を反省したうえで、この課題から逃げずに、真摯(しんし)にとり組む姿勢を示す必要がある。
象徴天皇制は主権者である国民の理解と支持がなければ立ちゆかず、そのあり方は国民が考え、決めなければならない。夏以降の動きで、このことに思い至った人は少なくないだろう。
国民に向け、未来に続く議論に資する材料を準備し、提供する。有識者会議の務めである。」
毎日は1本ものです。
「 陛下は即位以来「憲法を守る」と繰り返してきた。天皇制のよりどころであり、平和主義や国民主権、基本的人権の尊重を原則とする憲法に最大の価値を置きながら、新たな天皇像を探ってきた。
皇太子時代、慣習を破って民間女性の美智子さまと結婚されるなど「大衆天皇」の素地を早くからうかがわせ、即位後は、さらに国民の中に分け入っていく。
自然災害の被災地を慰問に訪れ、ひざを接して被災者に寄り添う姿は国民に感銘を与えた。東日本大震災ではビデオ映像を通じて被災者を励ました。先の悲惨な戦争に思いをはせ、アジア太平洋の戦跡慰霊の旅も続けている。
陛下は「国民に対する理解を深め、常に国民と共にある自覚」を持つ必要性を強調する。皇居の奥にあって国民とほとんど接触しない存在ではなく、自ら行動し、国民の声を直接聞き、苦楽を分かち合うことに象徴の意味を見いだしてきた。また、「全身全霊をもって象徴の務めを果たしていく」とも述べた。
こうした強い責任感と使命感に裏打ちされた象徴への考え方を、わたしたちも支持したい。」
日本にとって、そして日本人にとっての天皇制とは?
これまでの日本の歴史の精神・文化を支えてきた天皇制。
これを機会に、じっくりと考えてみましょう。
まずは勉強です。
新聞社が特集を組んでくれたらありがたいけど・・・。