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11月16日の社説は・・・

2012-11-16 06:29:27 | 社説を読む
昨日は、中国の首脳陣が変わりました。

そして今日は衆議院が解散。

大きなニュースが続きます。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 中国新体制―成熟の国への重い課題
・ 赤字国債―予算改革の覚悟を示せ

読売新聞
・ きょう衆院解散 民自公協調が「条件」を整えた
・ 習近平体制発足 膨張中国と向き合う戦略築け
 
毎日新聞
・ 習近平政権 長老支配に戻った中国

日本経済新聞
・ 「習時代」の中国が負う大国の責任
 
産経新聞
・ 習近平体制 「覇権国」への備え急げ 国内矛盾転嫁に注意が肝要

中日新聞
・ カリスマなき大国よ中国・習体制が発足

※ 習近平政権で並びました。

毎日がわかりやすく説明しています。

毎日「これが世界第2の経済大国の政権党なのか。驚くほど前近代的な中国共産党の指導部交代だった。」

「権力闘争の結果生まれた党政治局常務委員7人は、来年の春、国家主席になる習氏と、首相になる李克強(りこくきょう)氏以外は、江沢民(こうたくみん)・前国家主席派で占められた。習政権は江氏ら長老の支配干渉を受け、保守的強権的な統治、強硬な大国主義外交に走る可能性が高い。」

「天安門事件の後の江・李体制が再現された。歴史の歯車が20年以上逆転したようだ。習政権の背後には終身現役の長老集団がいる。」

今回の人事対立は「「改革開放」路線のとう小平系と、反とう小平系の保守派長老との対立にまでさかのぼるからだ。」

「とう氏は「実力は内に向けて外に向けるな」という意味の「韜光養晦(とうこうようかい)」という言葉を残した。周辺国との紛争を回避し、国内の経済建設に全力を挙げる全方位外交路線だ。」

「一方、江沢民時代になると大国主義が台頭した。社会の不満を強権的に抑え、愛国主義を鼓吹し、海洋主権確保の名目で軍事力を増強した。」

その江沢民派が占めた今回の人事。

日本にとって、苦難が待ち受けるかもしれません。

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