白坂慎太郎先生の哲学入門
第91回、与謝野晶子 名言です。
ここから https://www.youtube.com/watch?v=-y4Gsjn7svs
デジタル大辞泉の解説を見てみましょう。
【与謝野晶子】
[1878~1942]歌人。堺の生まれ。旧姓、鳳(ほう)。鉄幹の妻。新詩社を代表する歌人として雑誌「明星」で活躍、明治浪漫主義に新時代を開いた。歌集「みだれ髪」「小扇」「舞姫」「恋衣」(共著)、現代語訳「源氏物語」など。
これは昨日の夏目漱石と同じです。
不倫の後結婚して子どもを12人産んでいます。
とにかくエネルギッシュ。
この時代の女性としては、与謝野晶子の仕事量は膨大です。
猛烈な逆風をものともしない、人のもつ能力の大きさに圧倒されます!
白坂先生は、このエネルギーの源は「劣等感」ではないかと想像しています。
三女として産まれ、愛されていないことへの劣等感ぶつけたのではということです。
なるほど・・・。
この時代に、この官能の歌はセンセーショナルでした。
タブーを打ち破ったのです。
すさまじい賛否両論はあったことでしょう。
エネルギーで立ち向かったのでした。
だからこそ、
日露戦争に出征する弟に
君死にたまうことなかれと歌いかけることができたのです。
この時代に戦争に反対するのは命がけです。
圧倒的少数意見です。
それでもこうして歌いきるのは、
まことの心=良心 でしょう。
これ以外を知らないと言い切りました。
今考えると、どう考えてもまともです。
少数意見が間違っているとは限らないのです。
当時の人は、当たり前のことが見えていなかったのです。
いや、見えていたけど言えなかったのかも・・・・。
現代の生涯学習への道筋を敷いた人でした。
男女共学を始めたのもこの人なのです。
仕事量の膨大さに頭が下がります。
第91回、与謝野晶子 名言です。
ここから https://www.youtube.com/watch?v=-y4Gsjn7svs
デジタル大辞泉の解説を見てみましょう。
【与謝野晶子】
[1878~1942]歌人。堺の生まれ。旧姓、鳳(ほう)。鉄幹の妻。新詩社を代表する歌人として雑誌「明星」で活躍、明治浪漫主義に新時代を開いた。歌集「みだれ髪」「小扇」「舞姫」「恋衣」(共著)、現代語訳「源氏物語」など。
これは昨日の夏目漱石と同じです。
不倫の後結婚して子どもを12人産んでいます。
とにかくエネルギッシュ。
この時代の女性としては、与謝野晶子の仕事量は膨大です。
猛烈な逆風をものともしない、人のもつ能力の大きさに圧倒されます!
白坂先生は、このエネルギーの源は「劣等感」ではないかと想像しています。
三女として産まれ、愛されていないことへの劣等感ぶつけたのではということです。
なるほど・・・。
この時代に、この官能の歌はセンセーショナルでした。
タブーを打ち破ったのです。
すさまじい賛否両論はあったことでしょう。
エネルギーで立ち向かったのでした。
だからこそ、
日露戦争に出征する弟に
君死にたまうことなかれと歌いかけることができたのです。
この時代に戦争に反対するのは命がけです。
圧倒的少数意見です。
それでもこうして歌いきるのは、
まことの心=良心 でしょう。
これ以外を知らないと言い切りました。
今考えると、どう考えてもまともです。
少数意見が間違っているとは限らないのです。
当時の人は、当たり前のことが見えていなかったのです。
いや、見えていたけど言えなかったのかも・・・・。
現代の生涯学習への道筋を敷いた人でした。
男女共学を始めたのもこの人なのです。
仕事量の膨大さに頭が下がります。