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“蝶々夫人”は悲劇ではない~オペラ歌手岡村喬生80歳、イタリアへの挑戦~

2011-11-24 06:43:08 | 音楽雑感&関連サイト
“蝶々夫人”は悲劇ではない~オペラ歌手岡村喬生80歳、イタリアへの挑戦~

昨晩は、久しぶりに見応えのある番組に出逢いました。



NHKのサイトには次のように説明されていました。

日本人に最も有名でありながら、日本文化へ様々な誤解を生んできたオペラ「蝶々夫人」。蝶々夫人の愛と死の真実とは何か?世界的なオペラ歌手岡村喬生の執念の新演出を追うものです。


オペラ歌手・岡村喬生が、2011年の夏、日本人にとってなじみの深いオペラ「蝶々夫人」の、本場イタリアでの公演を目指すという大プロジェクトに挑戦した。

岡村は、100年以上前にプッチーニによって作曲された「蝶々夫人」が「異国趣味が強く、日本についての正しい理解がされていない」と考え、新演出でイタリアに乗り込む。そこで、待ち受けていたものは? 

次々に発生する問題。

いよいよ公演当日を迎える!




その過程は厳しく、新演出も、プッチーニの遺族が許可してくれません。
芸術には、時代考証などは不要だと言うのです。

また、日本側のキャストも声量不足で否定されてしまいます。



その代役は、日本側の演出を理解するためにがんばってくれました。





見事本番は大成功!





それにしても、オペラ公演の大変さ、奥の深さがよく伝わってきました。

イタリア人のオペラへのこだわりも相当なものです。

何より、オペラ公演は採算が取れないだろうな・・・。

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