あなたも社楽人!

社楽の会の運営者によるブログです。社会科に関する情報などを発信します。

チャイコフスキー:交響曲第3番ニ長調 作品29『ポーランド』(スコア付き)

2024-03-15 06:30:07 | 音楽雑感&関連サイト

チャイコフスキー:交響曲第3番ニ長調 作品29『ポーランド』(スコア付き)

ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー: 交響曲第3番ニ長調 作品29 TH 26『ポーランド』(スコア付き) 作曲年代:1875年6月17日 - 8月13日 指揮:リッカルド・ムーティ 管弦楽:フィラデルフィア管弦楽団

00:00 第1楽章 Introduzione e Allegro: Moderato assai (Tempo di Marcia funebre) — Allegro brillante (ニ短調 — ニ長調) 13:31 第2楽章 Alla tedesca: Allegro moderato e semplice (変ロ長調) 20:09 第3楽章 Andante: Andante elegiaco (ニ短調) 30:04 第4楽章 Scherzo: Allegro vivo (ロ短調) 35:44 第5楽章 Finale: Allegro con fuoco (Tempo di Polacca) (ニ長調)

《交響曲第3番ニ長調 作品29『ポーランド』》は、《ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 作品23》や《バレエ音楽『白鳥の湖』作品20》と同時期の1875年に作曲された交響曲である。『ポーランド』という副題が付されているが、これは第5楽章にポロネーズのリズムが用いられていることによるもので、作曲者によるものではない。初演は1875年11月19日にモスクワで、ニコライ・ルビンシテインの指揮により行われ、好評を博した。 5楽章形式である点や、長調を主調とした点は、6つの交響曲の中で唯一であり、大太鼓やシンバルを用いていないのは《交響曲第5番ホ短調 作品64》とこの作品のみである。「ドイツ風に」の記述がある第2楽章、ポーランドのポロネーズのリズムを用いた第5楽章を見るに、ロシア風交響曲からの脱却を図ったと考えられる。いわゆる「三大交響曲」と比べれば演奏機会は少ないが、チャイコフスキーの音楽的充実期を彩る名曲である。

 

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。