５月１２日の社説は・・・

五輪関係か?

 

朝日新聞

・　五輪の可否　開催ありき　破綻あらわ
・　日韓関係　首脳自ら事態の打開を

 

読売新聞

・　インド変異型　水際対策と監視を強めたい
・　五輪開催の賛否　選手を批判するのは筋違いだ

 

毎日新聞

・　東京五輪と首相答弁　国民の不安募るばかりだ
・　高齢者のワクチン接種　かけ声だけでは混乱招く

 

日本経済新聞

・　ワクチン予約の混乱を抑え円滑な接種を
・　コロナ下のカスハラ拡大防げ

 

産経新聞

・　経団連会長の交代　改革路線の継続が責務だ
・　ワクチン接種　広範な迅速化に全集中を

 

中日新聞

・　愛知に宣言拡大　東海地方も正念場だ
・　国民投票法改正　改憲議論の環境整わぬ

 

※　３社が五輪を取りあげました。

 

朝日です。

ワクチン接種をめぐる問題も同様だ。ＩＯＣは先日、選手団にワクチンを無償提供することで米独の製薬企業と合意したと発表した。首相のいう安全安心にとってはプラス材料だろう。

これは主催者であるIOCが調達して選手団に打つのだから、「選手を優先することが公正といえるか」は論理的におかしな言葉です。

 

世界から人が集い、交流し、理解を深め合うという五輪の最も大切な意義を果たせないことが確実になるなか、それでもなぜ大会を開くのか。社説は明らかにするよう求めてきたが、政府からも主催者からも説得力のある発信は今もってない。

「開催ありき」の姿勢が随所に不信と破綻（はたん）を生んでいる。

 

東京オリンピックは339種目、選手数は約1万1000人が想定されています。

現に、今も世界ではスポーツ大会が開催されています。

私は、東京オリンピックは、テレビ放映権のない種目を、すべて世界中に有料ネット配信すれば、けっこうな収入になるのではと思っています。

「五輪の可否　開催ありき　破綻あらわ」という新聞の見出しに、品位のなさを感じます。

 

読売です。

新型コロナウイルスの感染拡大が収束せず、東京五輪・パラリンピックの開催中止を求める声が上がっている。だからといって、選手に参加を辞退するよう迫ったり、非難の矛先を向けたりするのは筋違いである。

その通りです。