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4月7日の社説は・・・

2014-04-07 05:32:33 | 社説を読む
多くのテーマが並びそうです。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 黒田緩和1年―自縄自縛の危うさ
・ 最高裁新長官―試される司法の役割

読売新聞
・ 特養待機者急増 在宅支援の拡充が不可欠だ
・ 温暖化報告書 排出削減策と適応策を両輪に
 
毎日新聞
・ 高齢者の負担増 政治が先送りしたツケ
・ タカラヅカ100年 夢舞台、海外へ飛躍を

日本経済新聞
・ 「新卒一括」採用は本当に効率的か
・ NISAを普及させるには  

産経新聞
・ 閣議の議事録 公開にふさわしい議論を
・ 臨床研究不正 患者本位の医療忘れるな

中日新聞
・ 特養待ち増加 あらゆる受け皿つくれ 
・ ドイツは失敗したか<1> 風や光で走る“新幹線”

※ 特養待ち増加が2社で、他は分かれました。
 日本が抱える問題の縮図のようにも見えます。

 中日です。
 「全国に七千八百施設ある。定員も前回調査の二〇〇九年から七万五千人増えたが、待機者は増え続けている。うち入所の必要性が高い要介護4と5の人で、在宅で入居を待っている人は八万六千人いる。」

 まずは、要介護4と5の人を優先して入れることを考えるべきでしょう。
 要介護4や5では、よほど住宅環境がよい家以外は、在宅介護は難しいのが現状です。

 読売です。
「政府は、2015年度から特養の入居要件を要介護3以上に限定する介護保険法改正案を今国会に提出している。
 入居の必要性が高い人に対象を絞り込むのは、やむを得まい。
 特養は24時間介護が受けられる上、有料老人ホームなどに比べて低料金であるため、入居希望者が多い。低所得の要介護者が入れる施設は、特養にほぼ限られる。
 だが、介護保険の対象サービスの中でも特養の費用は割高で、国や自治体の財政負担は重い。多額の建設費が必要なこともあり、整備はなかなか進まない。」

 もう一つの問題があります。人手不足です。

「介護の担い手確保も懸案となっている。介護職員の賃金は、責任の重さや厳しい労働条件の割には低水準で、早期の離職者が多い。処遇改善が急務である。」

 中日です
 「社会保障の財源は四月から引き上げられた消費税だけではない。政府は予算を組み替えてでも財源を確保すべき喫緊の課題である。
 さまざまな方策を駆使して介護・医療の体制を整えるべきだ。」

 その通りです。

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