４月４日の社説は・・・

左派系紙はイラクの日報が並ぶか。

朝日新聞
・　イラク日報　陸自の隠蔽体質またも
・　エジプト政権　力ずくの安定は危うい

読売新聞
・　「東海第二」協定　再稼働の理解深める仕組みに（2018年04月04日）
・　海洋基本計画　船舶の航行監視体制を強めよ（2018年04月04日）

毎日新聞
・　東海第２原発の新安全協定　「特殊事情」で片付けるな
・　「イラク日報」今ごろ発見　説明のつじつまが合わぬ

日本経済新聞
・　米国の「取引」通商外交を憂慮する
・　本当に隠蔽ではなかったか

産経新聞
・　北への追加制裁　圧力維持へ傾注する時だ
・　ＩＯＣ会長　政治的な動きが目に余る

中日新聞
・　陸自の日報管理　「隠蔽体質」を一掃せよ
・　学校の制服　「らしさ」を押しつけず

※　朝日、毎日、中日は当然のように取り上げました。

ここは、冷静な（はずの）日経を見てみましょう。
「防衛省が国会答弁で存在しないと答弁してきた陸上自衛隊のイラク派遣部隊の日報が見つかった。政府は隠蔽ではないと説明しているが、日報の発見から公表まで２カ月半もかかった。安倍政権では公文書管理や情報公開への国民の信頼を損なう出来事が相次いでいる。経緯を詳しく調べて、責任の所在を明確にすべきだ。」

「時間がかかったのは陸幕や統幕で探索漏れがないかを確認していたと説明したが、とても納得できない。」

「安倍政権では「森友学園」への国有地売却をめぐる決裁文書の改ざんをはじめ、公文書の扱いに関する不祥事が続いている。よほど腰を据えて取り組まなければ、行政への信頼回復の道は険しい。」

同じような論調です。
さすがに、時間がかかりすぎています。


中日です。
「学生服のデザインや選択から男女差をなくす試みが始まっている。制服が「女らしさ」「男らしさ」を押しつけていないか。性的少数者への配慮も求められる中で考えたい。

　今春開校した千葉県柏市立「柏の葉中学」の制服が話題になった。「性別に関係なく選べる」からだ。上着はブレザーでみな同じ。スラックスかスカート、リボンかネクタイ、それぞれの組み合わせを自由に選べる。

　開校前に学校が保護者と子どもを交え、制服は必要か、必要ないかという点から議論した。性同一性障害など性的少数者への配慮も必要だとの意見が出て、性別を問わないスタイルに決まった。」

「制服をイタリアの高級ブランドのデザインに変更して物議をかもした公立小があった。柏の葉中のように、だれもが制服を自由に選べる、そういう自由さこそが、校風になってもいいのではないか。」

なるほど・・・・。
納得です。