領土問題は本当に難しい。
とても興味深い記事を見つけました。
http://blog.livedoor.jp/nappi11/archives/3030083.html
からの引用です。
2011年9月6日の韓国中央日報日本語版は「日本の独島(ドクト、日本名・竹島)沖水域調査計画発表で韓日両国が対立した06年4月、当時のトーマス・シーファーThomas Schieffer駐日米国大使(右)が独島問題と関連し、「(韓国が)狂った行動をしたり問題を起こしたりしないか懸念される」と韓国を侮蔑する発言をしていた事実が、ウィキリークスが2日に公開した公電で明らかになった。 日本の米国大使館が米国務省などに送った極秘(secret)公電によると、シーファー大使は06年4月20日、当時の谷内(やうち)正太郎外務事務次官と面談した席で、独島問題について「日本は国際法の許容範囲内で権利行使をしている」と肩を持った。 半面、韓国に対しては「非合理的(irrational)に行動している」と述べた。特に「米国は韓国が狂った行動(do something crazy)をしたり重大な問題を引き起こしたりしないか憂慮している」と述べた。シーファー大使は「問題の平和的な解決のために双方が一歩ずつ譲歩する必要がある」と付け加えた。 シーファー大使の発言は、独島問題をめぐる韓国政府の対応方式を好ましく思っていない米国政府の意中が反映されたものとみられる。」
以上が韓国中央日報の記事全文で、以下が、そのウィキリークスで公表されたその外交電と思われる部分の第2章。
¶2. (S) The Ambassador stated the United States understands that Japan is within its rights under international law. The Koreans are behaving irrationally, and the United States is concerned that they may do something crazy, causing a major problem. Everyone needs to back off, he stressed, to enable the matter to be resolved peacefully. We do not want our two allies shooting at each other, he asserted. The Ambassador advised that he might get in touch with FM Aso later in the day. 参照記事より抜粋 この全文を訳せば、、。
「大使は、米国の理解では、日本は国際法の許容範囲内で権利行使をしていると明言した。米国は、韓国が理性の無い行動をとっており、(韓国が)大きな問題になるようなバカなことをしないかと懸念している。彼(大使)は、問題の平和的な解決のために、(このような場合)誰でも一歩身を引いた(対応の)必要があると強調した。我々は同盟国同士が撃ち合うことは望まないと明言した。大使は、後日麻生外務大臣と面談する事になるかもしれないと伝えた。」
このように、中日大使と日本の外務事務次官の会談の概要が公電で米国本国に報告されているのだが、ウィキリークスの違法行為のおかげで、こうして機密文書を目にすることができる。内容は、多少大使の主観も入っているとはいえ、とても侮蔑した発言には見えない。しいて言えば Crazy と言った部分だが、会話では狂ったではなく、バカな程度の意味しかない。韓国を好ましく思っていないと言う部分は「理性の無い行動を、、」部分だが、米国はこういう事実認識だという事の表現で、結論的に、同盟国間の争いは好まないので、双方がうまくやってくれ、米国は双方の軍事衝突は望まないと締めくくっている。ここが一番重要な部分と思うが、韓国紙は意図的にここを紹介していない。ここを韓国国民に知ってほしくない理由は推して知るべしだ。自分も決して訳はうまくないが、韓国の記事からいけば、大使が余程のことを言ったのかと想像したが、何のことは無い内容だった。韓国の記事だけ読んで、米国が日本の味方だ等とは思わないほうがいいだろう。
とても興味深い記事を見つけました。
http://blog.livedoor.jp/nappi11/archives/3030083.html
からの引用です。
2011年9月6日の韓国中央日報日本語版は「日本の独島(ドクト、日本名・竹島)沖水域調査計画発表で韓日両国が対立した06年4月、当時のトーマス・シーファーThomas Schieffer駐日米国大使(右)が独島問題と関連し、「(韓国が)狂った行動をしたり問題を起こしたりしないか懸念される」と韓国を侮蔑する発言をしていた事実が、ウィキリークスが2日に公開した公電で明らかになった。 日本の米国大使館が米国務省などに送った極秘(secret)公電によると、シーファー大使は06年4月20日、当時の谷内(やうち)正太郎外務事務次官と面談した席で、独島問題について「日本は国際法の許容範囲内で権利行使をしている」と肩を持った。 半面、韓国に対しては「非合理的(irrational)に行動している」と述べた。特に「米国は韓国が狂った行動(do something crazy)をしたり重大な問題を引き起こしたりしないか憂慮している」と述べた。シーファー大使は「問題の平和的な解決のために双方が一歩ずつ譲歩する必要がある」と付け加えた。 シーファー大使の発言は、独島問題をめぐる韓国政府の対応方式を好ましく思っていない米国政府の意中が反映されたものとみられる。」
以上が韓国中央日報の記事全文で、以下が、そのウィキリークスで公表されたその外交電と思われる部分の第2章。
¶2. (S) The Ambassador stated the United States understands that Japan is within its rights under international law. The Koreans are behaving irrationally, and the United States is concerned that they may do something crazy, causing a major problem. Everyone needs to back off, he stressed, to enable the matter to be resolved peacefully. We do not want our two allies shooting at each other, he asserted. The Ambassador advised that he might get in touch with FM Aso later in the day. 参照記事より抜粋 この全文を訳せば、、。
「大使は、米国の理解では、日本は国際法の許容範囲内で権利行使をしていると明言した。米国は、韓国が理性の無い行動をとっており、(韓国が)大きな問題になるようなバカなことをしないかと懸念している。彼(大使)は、問題の平和的な解決のために、(このような場合)誰でも一歩身を引いた(対応の)必要があると強調した。我々は同盟国同士が撃ち合うことは望まないと明言した。大使は、後日麻生外務大臣と面談する事になるかもしれないと伝えた。」
このように、中日大使と日本の外務事務次官の会談の概要が公電で米国本国に報告されているのだが、ウィキリークスの違法行為のおかげで、こうして機密文書を目にすることができる。内容は、多少大使の主観も入っているとはいえ、とても侮蔑した発言には見えない。しいて言えば Crazy と言った部分だが、会話では狂ったではなく、バカな程度の意味しかない。韓国を好ましく思っていないと言う部分は「理性の無い行動を、、」部分だが、米国はこういう事実認識だという事の表現で、結論的に、同盟国間の争いは好まないので、双方がうまくやってくれ、米国は双方の軍事衝突は望まないと締めくくっている。ここが一番重要な部分と思うが、韓国紙は意図的にここを紹介していない。ここを韓国国民に知ってほしくない理由は推して知るべしだ。自分も決して訳はうまくないが、韓国の記事からいけば、大使が余程のことを言ったのかと想像したが、何のことは無い内容だった。韓国の記事だけ読んで、米国が日本の味方だ等とは思わないほうがいいだろう。