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5月20日の社説は・・・

2020-05-20 05:30:28 | 社説を読む
コロナ後の取り組みが増えてきました。

・ 学びの再建 受験学年への対応早く
・ 自衛隊と宇宙 戦場にさせぬ努力こそ

・ 感染症対策 国と自治体は連携し出口探れ
・ 再処理工場合格 核燃料サイクルの道筋を示せ

・ コロナと不寛容さ 社会の強さ試されている
・ 2期連続マイナス成長 長期化に備えた支援策を

・ 企業は持続可能性高める経営目指せ
・ 検察庁法は切り離して審議を

・ 慰安婦団体 反日集会やめ像の撤去を
・ WHOと中国 異様な影響力を排除せよ

・ コロナ禍と文化 支援のさらなる充実を
・ ロシア感染拡大 体制の病弊が透ける

※ コロナ以外が増えてきましたが・・・

朝日です。
大半の自治体が夏休みの短縮を考え、なかには2週間程度にまで削る予定のところもある。真夏の教室で感染症と熱中症の双方に備えるのは容易ではないし、児童生徒や教職員の疲労も気がかりだ。今回の通知の趣旨を踏まえ、無理のない授業日程を組んでもらいたい。
 土曜授業や7時間授業を検討している自治体もある。やむを得ない場合もあろうが、過度な詰め込みは子どもたちの理解の深まりを害する。所定のコマ数を消化することを目的とするような編成は避けるべきだ。
 今回の措置でも残る大きな問題がある。「繰り越し」の利かない最終学年への対応だ。通知は、分散登校を行う場合には他学年より手厚くするよう求めるが、それにも限界がある。
 入試も立ちはだかる。文科省は高校入試について、▽地元の中学の授業進度をふまえて出題範囲を定める▽生徒が解答する問題を選べる出題形式を採り入れる、などの工夫を例示している。大学入試にも何らかの指針が必要ではないか。
課題山積です。

中日です。
マスクも防護服も足りない医療現場の窮状を訴える医師に当局が口封じの圧力をかける-。コロナ禍が深刻なロシアの出来事だ。医師の不審な転落死も続いた。透けて見えるのは体制の病弊である。
 現地メディアによると、モスクワ郊外にある宇宙飛行士訓練施設「星の町」で四月、新型コロナウイルスに感染した医師が病院の窓から転落して死亡した。
 医師は感染を広げたと周囲から非難されていた。それを苦にした自殺との見方もあるが、真相は不明だ。
 その翌日にはシベリア・クラスノヤルスク地方の病院でも院長代理が五階の窓から転落死した。院長代理は地元保健当局からコロナ患者の受け入れを求められたが、人員と設備の不足を理由に反対していたという。
 五月初めに南西部ボロネジ州の病院二階から転落して重傷の医師は、同僚とともに動画サイトで病院の装備不足を暴露し、自分も感染したのに仕事を続けるよう病院当局に強要されたと訴えた。のちにこの医師は「感情的になってしまった」と発言を撤回した。
 一方、同僚の医師は以前にもネットを通じて病院の防疫態勢の不備を訴えたことが偽情報を拡散したととがめられ、警察の取り調べを受けた経緯がある。
 医療現場の窮状が広まれば、プーチン政権への世論の風当たりは強くなる。政権に耳障りな情報を封じようとする病院上層部や地方当局は、自分の責任問題になるのを恐れて保身に走るのだろう。
 有無を言わせぬ権威主義的体制と、そこにはびこる硬直した官僚主義。これでは、第一線で闘う人々の悲痛な叫びが政権中枢に届いているのかどうか、気掛かりだ。加えて、医師の不可解な死という異常な悲劇には息をのむ。
きわめて異常な悲劇です!

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