8月に入りました。
検察審査会が東京電力の元幹部3人に「起訴相当」としました。
反対3社はこれを取り上げるでしょう。
今朝の社説を見てみましょう。
朝日新聞
・ 原発事故原因―究明求める声を聴け
・ スカイマーク―課題は山積している
読売新聞
・ 海江田民主党 甘い総括で再建できるのか(2014年08月01日)
・ 対露制裁強化 米欧の協調で圧力かけ続けよ(2014年08月01日)
毎日新聞
・ 検審「起訴相当」 原発の安全神話を指弾 NEW (2014年08月01日)
・ 民主党海江田代表 展望欠いた安易な続投 NEW (2014年08月01日)
日本経済新聞
・ 続く電力危機を映す北海道電の再値上げ
・ 株式の夜間取引をする得失は
産経新聞
・ 北海道電再値上げ 「原発ゼロ」の重い代償だ
・ 佐世保高1殺害 凶行は防げなかったのか
中日新聞
・ 東電「起訴相当」 誠実な再捜査を求める
・ 回らない核のサイクル(5)電気代が支える再処理
※ 予想通り、反対3社は原発審査会を持ってきました。
それに加えて、賛成3社のうち日経と産経が、北電の値上げを持ってきました。
真逆の反応です。
ここでは、産経の佐世保の事件を取り上げます。
「加害少女は殺害の動機を「人を殺して解体してみたかった。個人的な恨みはなかった」と供述した。残虐極まりない犯行だが、彼女もまた加害者としての大きな不幸を背負う。凶行に至る前に彼女を止め、救うことはできなかったか。」
「少女は小学6年時に、同級生の給食に洗剤など有害物質を混ぜる問題行動を起こしていた。過去に何度もネコなどを解剖したことがあると供述している。今年3月には、自宅で父親を金属バットで殴打し、重傷を負わせた。
異常行動の兆候はあり、しかもエスカレートしていた。給食への有害物質混入時に、徹底したカウンセリングや専門家の治療を受けさせるべきだった。」
次が重要です。
「佐世保市内では10年前、小学6年の女児が同級生に殺害される事件があり、以来、命の大切さを学ぶ教育に力を入れてきたという。それも大事だが、一方で個別の問題への対処に問題はなかったのか。検証が求められる。」
今回の事件は、「命の教育」とは次元が違う問題です。
次がポイントでした。
「金属バット殴打時には刑事事件として警察に届け、医師の診断をあおぐべきだった。だが少女は父親に1人暮らし用の部屋を与えられ、4月入学の高校にはほとんど登校していなかった。彼女を、一人にしてはいけなかった。」
最後の結びは、今回の事件をよくつかんでいます。
「少女の動機を聞き、思い起こしたのは平成12年5月、愛知県豊川市の住宅で64歳の主婦を殺害した17歳の少年だ。彼は「人を殺してみたかった。死ぬとどうなるのか見てみたかった」と供述した。精神鑑定が繰り返され、少年は医療少年院に送致された。
同年同月には佐賀市の17歳の少年が西鉄高速バスを乗っ取り、乗客の68歳の女性を殺害した。事件の2カ月前には、卒業した中学校の襲撃も計画した。その際の手記には、次の一文もあった。
「誰か僕を止めてください」
少年の内なる心の叫びではなかったか。せめて少女にも、同じ葛藤があったと信じたい。こうなる前に助けてあげたかった。」
検察審査会が東京電力の元幹部3人に「起訴相当」としました。
反対3社はこれを取り上げるでしょう。
今朝の社説を見てみましょう。
朝日新聞
・ 原発事故原因―究明求める声を聴け
・ スカイマーク―課題は山積している
読売新聞
・ 海江田民主党 甘い総括で再建できるのか(2014年08月01日)
・ 対露制裁強化 米欧の協調で圧力かけ続けよ(2014年08月01日)
毎日新聞
・ 検審「起訴相当」 原発の安全神話を指弾 NEW (2014年08月01日)
・ 民主党海江田代表 展望欠いた安易な続投 NEW (2014年08月01日)
日本経済新聞
・ 続く電力危機を映す北海道電の再値上げ
・ 株式の夜間取引をする得失は
産経新聞
・ 北海道電再値上げ 「原発ゼロ」の重い代償だ
・ 佐世保高1殺害 凶行は防げなかったのか
中日新聞
・ 東電「起訴相当」 誠実な再捜査を求める
・ 回らない核のサイクル(5)電気代が支える再処理
※ 予想通り、反対3社は原発審査会を持ってきました。
それに加えて、賛成3社のうち日経と産経が、北電の値上げを持ってきました。
真逆の反応です。
ここでは、産経の佐世保の事件を取り上げます。
「加害少女は殺害の動機を「人を殺して解体してみたかった。個人的な恨みはなかった」と供述した。残虐極まりない犯行だが、彼女もまた加害者としての大きな不幸を背負う。凶行に至る前に彼女を止め、救うことはできなかったか。」
「少女は小学6年時に、同級生の給食に洗剤など有害物質を混ぜる問題行動を起こしていた。過去に何度もネコなどを解剖したことがあると供述している。今年3月には、自宅で父親を金属バットで殴打し、重傷を負わせた。
異常行動の兆候はあり、しかもエスカレートしていた。給食への有害物質混入時に、徹底したカウンセリングや専門家の治療を受けさせるべきだった。」
次が重要です。
「佐世保市内では10年前、小学6年の女児が同級生に殺害される事件があり、以来、命の大切さを学ぶ教育に力を入れてきたという。それも大事だが、一方で個別の問題への対処に問題はなかったのか。検証が求められる。」
今回の事件は、「命の教育」とは次元が違う問題です。
次がポイントでした。
「金属バット殴打時には刑事事件として警察に届け、医師の診断をあおぐべきだった。だが少女は父親に1人暮らし用の部屋を与えられ、4月入学の高校にはほとんど登校していなかった。彼女を、一人にしてはいけなかった。」
最後の結びは、今回の事件をよくつかんでいます。
「少女の動機を聞き、思い起こしたのは平成12年5月、愛知県豊川市の住宅で64歳の主婦を殺害した17歳の少年だ。彼は「人を殺してみたかった。死ぬとどうなるのか見てみたかった」と供述した。精神鑑定が繰り返され、少年は医療少年院に送致された。
同年同月には佐賀市の17歳の少年が西鉄高速バスを乗っ取り、乗客の68歳の女性を殺害した。事件の2カ月前には、卒業した中学校の襲撃も計画した。その際の手記には、次の一文もあった。
「誰か僕を止めてください」
少年の内なる心の叫びではなかったか。せめて少女にも、同じ葛藤があったと信じたい。こうなる前に助けてあげたかった。」