２月１９日の社説は・・・森氏辞任の背景

橋本新会長でしょう。

 

朝日新聞

・　議員の夜飲食　自民の規律が問われる
・　橋本新会長　課題山積、厳しい船出

 

読売新聞

・　橋本五輪新会長　混乱収拾し準備に最善尽くせ
・　３５人学級へ　教員の質をいかに確保するか

 

毎日新聞

・　五輪組織委会長に橋本氏　国民が納得できる運営を
・　後絶たぬコロナ差別　「許さない」発信粘り強く

 

日本経済新聞

・　新会長に望む現実踏まえた五輪の準備
・　SNSのリスクに留意を

 

産経新聞

・　橋本新会長　五輪の開催へ強い姿勢を
・　ウイグル人弾圧　日本は究明の先頭に立て

 

中日新聞

・　リコール不正　到底納得できぬ説明だ
・　橋本氏新会長に　信頼回復へ透明化急げ

 

※　全社が橋本会長でした。

そして、産経が「ウイグル人弾圧　日本は究明の先頭に立て」

 

この2つには大きな関連があります。

 

ＩＯＣは、森元会長の言葉に対して次のようにコメントしています。

 

4日「森会長は発言について謝罪した。これで、IOCはこの問題は終了と考えている」

 

9日「森会長の発言は極めて不適切で、IOCが取り組む改革や決意と矛盾する」

 

なぜこうなったのか？

その原因が、北京オリンピックなのです。

 

北京オリンピックをボイコットしたいグループがあります。

ヨーロッパと北アメリカです。

ポンペオ氏によってジェノサイド認定された中国のウイグル政策をバイデン大統領も認めています。

そもそも冬季五輪に出場するのは、ヨーロッパと北アメリカ、東アジアぐらいでしょう。

 

ボイコットグループは、「森さんのあの程度の発言でも会長辞任、ましてやあのウィグル問題はどうなんだ？」、という論理です。

森さんの発言は、ＩＯＣのボイコットグループに、都合よく利用されたのです。

 

日本は、東京オリンピックをする立場なので、中国には強く出られません。

ましてや、中国国内の自動車販売は、日本車が一位になりました。

 

その動きの中での橋本会長です。

 

もともと橋本氏、五輪相の丸川珠代氏は森氏、安部元首相の流れを汲む清和会の人。

反中国が強い派閥です。

 

さあ、橋本氏、丸川氏、どうする？