- 1 「バタイユ」の思想とは?
- 1.1 「バタイユ」は20世紀フランスを代表する独特の思想家
- 1.2 「死」「エロティシズム」などを通して人間の至高のあり方を追求した
- 1.3 「バタイユ」の思想は近代西欧への批判
- 1.4 「バタイユ」は「シュルレアリスム」や「フロイト」にも接近した
- 1.5 バタイユのキーワード「消尽」とは非生産的消費のこと
- 2 「バタイユ」の著書を紹介
- 2.1 『眼球譚』1928年
- 2.2 『無神学大全』1943~1945年
- 2.3 『呪われた部分』1949年
- 2.4 『青空』1957年
- 2.5 『文学と悪』1957年
- 3 バタイユの「名言」を紹介
- 4 「まとめ」とバタイユ入門の本を紹介
バタイユについては、ニーチェがらみで名前は知っていましたが、その程度。
どんな思想なのか、これを読んで勉強します。
まとめを紹介します。
まとめを紹介します。
バタイユが語る「聖なるもの」とは、宗教や哲学、さらに人間の活動においてかかわるざまざまな分野に重要な意味を持つもので、聖なるものが人間を救うと論じました。しかし、その独特の思想を理解することは困難です。
バタイユの小説や論文を読み解くためには、バタイユのいう「善」と「悪」の概念が何であるかの理解が必要です。バタイユの全貌を俯瞰することは困難ですが、文学論を通じて、バタイユの思想のテーマを理解できることから、『文学と悪』がバタイユ入門におすすめです。