１１月２６日の社説は・・・

少年に死刑判決が出されました。各社はどう見るか。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・　介護保険―増税なしでは行き詰まる
・　ＮＡＴＯ戦略―米欧ロが協調探る時代へ

読売新聞
・　少年に死刑判決　更生より厳罰選んだ裁判員
・　介護保険見直し　財源抜きのやり繰りも限界だ

毎日新聞
・　３人殺傷死刑　少年事件考える契機に
・　広州アジア大会　日本不振から学ぶこと

日本経済新聞
・　経済に配慮しつつ環境税に道をつけよ
・　希土類以外の対策も急ごう

産経新聞
・　少年に死刑判決　犯情からみてやむを得ず
・　首相官邸　危機管理がなっていない

中日新聞
・　少年に初の死刑究極の判断だったが
・　法人税減税元気な日本を見通せぬ

※　少年犯罪に対する市民の厳しい見方の表れだろう。（読売新聞）
　　今回の判決が、少年事件の裁判員裁判の厳罰化の方向を示すと一概に評価することはできないだろう。（毎日新聞）
　　少年事件に短期の審理で臨む難しさも浮かんだ。（中日新聞）

　　産経も含めて、各社が微妙に異なる視点のコメントが並んだ。
　　厳粛に受け止めたいが、このような重い判断は、そもそも短期裁判である裁判員裁判になじまないのではないか。
　　その是非を提起する論評があってもいいと思う。