白坂慎太郎先生の哲学入門
第21回は、デカルトの二元論 です。
ここから https://www.youtube.com/watch?v=u_7KiBQAFS8
前回は、ベーコンの経験主義に対して、デカルトが合理主義の考えを打ち出し、演繹的に物事を考えたという内容でした。
デカルトは精神と肉体の関係にまで思考を進めます。
「考えるわたし」を実体としました。
思考が精神の本性としました。
この世界の事物は、運動を本性とする物体としました。
精神と物体は
それが
精神の自分を「近代的自我」として、そして物体を
自然を機械のような物体ととらえます。
自分をも、精神と肉体とを分離したものとしてとらえます。それが物心二元論です。
しかし、現実には、心と体を別に考えるのは難しい。関連していますよね。
そこをデカルトは、
すなわち、精神が肉体をコントロールできなければいけないとしたのです。
これが後のヨーロッパに影響を与えます。
人間は、自然を改造して役に立てればよいと考えたのです。産業革命に繋がりますね。
この心身問題は、さらに受け継がれます。
続きます。
第21回は、デカルトの二元論 です。
ここから https://www.youtube.com/watch?v=u_7KiBQAFS8
前回は、ベーコンの経験主義に対して、デカルトが合理主義の考えを打ち出し、演繹的に物事を考えたという内容でした。
デカルトは精神と肉体の関係にまで思考を進めます。
「考えるわたし」を実体としました。
思考が精神の本性としました。
この世界の事物は、運動を本性とする物体としました。
精神と物体は
それが
精神の自分を「近代的自我」として、そして物体を
自然を機械のような物体ととらえます。
自分をも、精神と肉体とを分離したものとしてとらえます。それが物心二元論です。
しかし、現実には、心と体を別に考えるのは難しい。関連していますよね。
そこをデカルトは、
すなわち、精神が肉体をコントロールできなければいけないとしたのです。
これが後のヨーロッパに影響を与えます。
人間は、自然を改造して役に立てればよいと考えたのです。産業革命に繋がりますね。
この心身問題は、さらに受け継がれます。
続きます。