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4月6日の社説は・・・

2015-04-06 05:17:11 | 社説を読む
沖縄が並ぶでしょう。
社によって立場が分かれます。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 菅・翁長会談―「粛々と」ではすまない
・ ナイジェリア―地域大国の責務自覚を

読売新聞
・ 少子化対策大綱 男性の育児参加を促進しよう(2015年04月06日)
・ 食料自給率 農業政策の目標として適切か(2015年04月06日)
 
毎日新聞
・ 年金の減額 将来の備えこそ重要だ NEW (2015年04月06日)
・ 石炭火力発電 長期的なコスト配慮を NEW (2015年04月06日)

日本経済新聞
・ 本社機能の海外移転とどう向き合うか
・ ナイジェリアの安定を支えよ

産経新聞
・ 菅-翁長会談 対話継続で一致点を探れ
・ 中国の海洋進出 南シナ海の「長城」許すな
 
中日新聞
・ 翁長・菅初会談 民意の重さ受け止めよ
・ 食料自給力 安全保障考える契機に 

※ 沖縄を3社が取り上げまsた。
 意外と少ないのは、月曜の新聞のためなのでしょう。 

朝日、中日は沖縄よりの立場です。
特に、中日は、こと、沖縄に関しては、最も痛烈に政府を批判します。

朝日です。
「積もり積もったものをはき出さずにはいられない。これまでの政府の対応を「政治の堕落」とまで言い切った翁長雄志沖縄県知事には、そんな強い思いがあったのだろう。
 菅義偉官房長官との初の会談に臨んだ翁長氏の言葉を、国民全体で受け止めたい。」

中日です。
「辺野古に米軍基地を新設する政府方針を伝えるだけでは、沖縄県民の思いを踏みにじるだけだ。安倍政権には、民意の重さを受け止め、沖縄の過酷な歴史や負担の重さを直視する誠実さが必要だ。」


産経です。両方の立場を取り上げています。

産経です。
「パイプが途絶えていた菅義偉官房長官と沖縄県の翁長雄志(おなが・たけし)知事の会談がようやく実現した。
 焦点である米軍普天間飛行場の辺野古移設をめぐる主張はすれ違いに終わった。それでも、遠く離れて批判しあうのではなく、顔を見ながら言葉を交わした意味は小さくないはずである。
 会談で菅氏は、「日米同盟の抑止力の維持や(普天間の)危険性除去を考えたとき、辺野古移設が唯一の解決策だ」と述べ、移設工事を進めていく方針を伝えた。
 翁長氏は、「危険除去のために(沖縄に)負担しろという話をすること自体が政治の堕落だ」と語り、辺野古を含む県内移設に反対した。
 立場の開きは大きいが、両氏はともに話し合いを続ける考えは示した。対話を重ね、打開の道を探る政治家としての務めを果たしてもらいたい。」

両者共に歩み寄る気持ちがなければ、平行線のままです。
難しい問題です。


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