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4月25日の社説は・・・

2016-04-25 05:26:07 | 社説を読む
北海道の補選の結果が出ました。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 衆院補欠選挙 与野党接戦が示すもの
・ 成年後見制度 まず課題の洗い直しを

読売新聞
・ 北海道5区補選 政局運営に勝利をどう生かす(2016年04月25日)
・ 薬毒物検査強化 犯罪死の見落としをなくそう(2016年04月25日)

毎日新聞
・ 震災と企業 求められる役割は重い
・ 衆院北海道補選 組織力でしのいだ自民

日本経済新聞
・ 安倍政権は補選の苦戦反省し経済を前へ
・ 保育拡充への理解を深めたい

産経新聞
・ 衆院補選 巨大与党に「緩み」ないか
・ チェルノ事故30年 先例から多くを学び取れ
   
中日新聞
・ 衆院補選 野党共闘に課題残す
・ チェルノブイリ 教訓は伝え続けねば

※ 北海道の補選の結果は、与党側に厳しい論調が目だちます。

毎日です。
「この補選が注目されたのは、夏の参院選で民進、共産両党が1人区で進める選挙協力のモデルとなるためだ。野党側は安保法廃止やアベノミクスによる格差拡大などを訴えた。

 自民党は組織中心の戦いで激戦を乗り切った。公明党や地域政党・新党大地などの支援を得たほか、首相が自ら地方議員に電話を入れるほどの力の入れようだった。

 ただ、政党支持率に示される基礎体力ほどの票差はつかず、自民にとっては厳しい戦いとなった。」


チェルノブイリの事故から30年が経ちました。
産経です。
「チェルノブイリ4号炉の事故は1986年4月26日午前1時23分(現地時間)に、ソ連邦構成国のウクライナで起きた。

 原因は故障ではなく、技術改良のために行われた、非常用電源以外の別電源による原子炉冷却という実験での失敗だった。

 日本の発電所の加圧水型や沸騰水型とは大きく異なる別設計の原子炉であったこともあり、日本では起こり得ない事故と受け止められがちだった。そのため、国や電力会社が他山の石として学び取った事例は少なかった。

 3・11を踏まえて振り返ると、そこに油断の大きな落とし穴があったと言える。」


中日は野党共闘を応援しています。
「敗北したとはいえ、野党共闘の有効性が確認された選挙戦ではなかったか。野党の力が分散しては安倍自民党の「一強」に対抗することは、とてもできまい。

 野党四党が候補者を統一して推薦し合う共闘の形は、参院選でも一つのモデルとなるはずだ。

 参院選では三十二ある改選一人区が勝敗の行方を左右する。すでに半数以上で野党統一候補の擁立で合意しているが、残る選挙区でも共闘を模索してほしい。

 課題も浮き彫りになった。

 与党陣営は野党共闘を「理念も政策もバラバラ」と執拗(しつよう)に攻撃した。今回の補選にとどまらず、参院選でも同様の批判を展開するだろう。それにどう対抗するのか。

 政権批判を糾合することは一強多弱の政治状況を転換し、政治の誤りを正すには当然だが、有権者に浸透しなければ意味がない。」

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