６月３日の社説は・・・

産経以外は年金情報流出が主な話題か。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・　年金情報流出―再発と二次被害を防げ
・　電源構成―近未来を考えよう

読売新聞
・　安保法案審議　過剰な制約で「切れ目」作るな（2015年06月03日）
・　年金情報流出　サイバー攻撃への認識が甘い（2015年06月03日）

毎日新聞
・　年金情報流出　責任感が欠如している
・　政令市の改革　多様な選択肢の議論を　

日本経済新聞
・　この甘さでは個人情報は守れない
・　やめたい危険な自転車の運転

産経新聞
・　日朝合意１年　拉致家族に残酷な時間だ
・　フリースクール　まず学校をしっかりせよ

中日新聞
・　年金情報流出　マイナンバーが不安だ
・　中国の国防白書　危険すぎる力の誇示

※　昨日取り上げた産経以外は、全社年金情報の流出を取り上げました。
　産経の機動力を証明した形になりました。

　その産経が、フリースクールを取り上げました。

「超党派の議員連盟が不登校の子供たちが通うフリースクールなど学校以外の教育機会を義務教育として認める法案の提出を検討している。」

「多様な学びの機会を尊重することはいい。だが学力のほか、ルールを守り社会性を身につける学校教育の意義を十分に踏まえ、慎重に議論してもらいたい。」

　これはよくわかります。
　
　学校は、簡単に言えば、学力と社会性を身につける場。

　それを安易に、「フリースクール」でよいとなると、社会性が育たない子がますますふえるかのうせいが出てきます。

「活動内容も体験活動などを通して学校復帰を促す所がある一方で、学校不信が強く、「学校に行かなくてもいい」との考え方で運営する所もある。」

　反社会を増長させる所もあると聞きます。

「不登校には、早期の適切な指導が欠かせない。この法案が、学校復帰への指導をためらわせる、学校否定の誤った風潮を助長する可能性すらある。」

　これもその通り。

「不登校には学校や家庭など複数の問題がからむ。子供の痛みが分かり、保護者や関係機関と日頃から信頼し合い連携する教師の力をまず高めてほしい。」

「全国ではフリースクールがない地域の方が多い。学校は、朝起きて登校するのが待ち遠しくなるようなところでありたい。」

　他社の見解を聞きたいものです。