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偉人たちの財務戦略 長篠の戦い 勝敗をわけたものとは?

2023-02-09 05:20:27 | 織田信長

偉人たちの財務戦略 長篠の戦い 勝敗をわけたものとは?

https://www.youtube.com/watch?v=qkplcmKAroc


さてここからは 偉人たちの財務戦略のコーナーです 歴史上の偉人たちがどのような方法で自ら の経済力を高めていったのか今に通じる ビジネスのヒントを探ります お [音楽] 織田信長が 戦国の乱世を勝ち抜き天下統一まで あと一歩まで迫った 稀代の武将 そんな信長の財務戦略には 驚くべき先見性があった それはサプライチェーン 実は信長こそサプライチェーンの先駆者 だった 桶狭間の戦いで知多半島の経済圏を守り [音楽] 楽市楽座で財政を強化 比叡山焼き討ちで日本の物流の大動脈を
抑えた そして 信長のミセール先には グローバルなサプライチェーンがあったの だ 偉人たちの財務戦略お団信長サプライ チェーン構築の道 第4回 1575年 信長と徳川の連合軍と武田勝頼が激突した 長篠の戦い [音楽] 愛嬌と言われた武田の騎馬隊それを 迎え撃つ 信長の鉄砲隊 大量の鉄砲射撃の前に 武田の騎馬隊は那須すべもなく1万人とも 言われる戦車を出し 武田家滅亡のきっかけとなった [音楽] ところが 武田軍も鉄砲を使っていたことが 近年の研究でわかってきている 銃の装備数は
織田軍が3000兆ほどと言われるが 武田軍も 遜色のない数の銃を持っていたという説も ある ではなぜ武田軍は壊滅的な敗北をしたのか 実はこの勝敗を分けたのは 信長が築いてきたサプライチェーンの力 だった 武田家は 鉄砲の玉に必要な 訛りや 火薬の原料になる 硝石の入手に苦しんでいた ここで 鉛の代わりに 銅線を逸して作った球を使うように 両国に指示を出している その苦境が 長篠の戦いであらわになった [音楽] 無駄珠は打つな よく狙って撃て [音楽] 武田軍は 数少ない玉や火薬を 節約する必要があった一方
信長は 比叡山を焼き払い 琵琶湖を手に入れ 京都を中心とする日本の経済圏と物流を手 にしていた [音楽] そう 織田軍は 物量に物を言わせた大量射撃が可能だった のだ [笑い] 武田め 銃はあっても弾が打てまい 銃が使えないとなれば 武田軍は騎馬隊を前面に押し出すしかない だが 騎馬隊は銃の格好の標的だった [音楽] 信長め ぇ 鉄砲という工業製品が 戦場の主役になることでサプライチェーン が 戦力を決定するようになった瞬間だ [音楽] 鉄砲を戦場で運用するためには [音楽]
玉と火薬の原料の調達 鉄砲の生産技術集団の支配 [音楽] ってこれらをつなぐ 物流という 複合的な要素が必要になるのだ つまり 長篠の戦いの勝利は 信長のサプライチェーン戦略がもたらした ものだったのだ ここからは明治大学政治経済学部の飯田 泰之教授に解説していただきますよろしく お願いしますよろしくお願いします 武田家も 鉄砲を持ってたんですねそうなんです 実は 戦国機 激しい戦いを行われていたのはむしろ関東 ですから むしろ 武田家のような関東の大名の方が 鉄砲を取り入れるのは早かったという話も あるんですね でも 鉄砲あったのに 玉と火薬がねそんなに調達は難しかったん ですかそうですね中でも
信長が 近畿を抑えるようになりますと大体まあ 書籍 火薬の材料ですよね 海外から入ってきますからそれを 入手するためには大抵の 領土というのを通らなければいけないする と 物流封鎖のような形で 球や 火薬を 武田家に渡さないようにするで武田家は玉 手に入れることができないので 自分たちの部下の武将にお前ら勝手に球を 用意しろっていう風に命令したりしてるん ですね 武田川はそういう調達のルート 開運のルートっての持ってなかったん でしょうかそうですね 当時ようやく太平洋側に今 拠点を 得たばかり ぐらいでまだまだですね海外としっかりと 交易するということはできていなかったん じゃないかそういった中である意味長時間 にわたって 織田家がですねのらりくらりと
打っては引き 非カバー余生みたいな形でダラダラと鉄砲 を打ちかけて大きな 損害というのが武田家に出たということな のかなと思います 実際にこのサプライチェーンが勝敗を 分けることになったということなんですね さて続いては 信長が目指していたものそれを受け継いだ 人物について見ていきます [音楽] 長篠の戦いに勝利した 7年後 武田家は信長によって 1582年に滅亡する だが 勝者の信長にも 避けられない運命が待ち受けていた 武田家滅亡と同じ年 本能寺の変 京都の本能寺に宿泊していた信長を 明智光秀が九州 信長は49年の生涯を終える この 夢半ばで終わった信長の野望を受け継いだ
人物がいる 豊臣秀吉 秀吉は 信長の後を受け継ぎ 1583年に大阪城の築城を開始する [拍手] [音楽] 近江歴史文化研究所の 太田宏所長に 物流における大阪の位置づけを聞いてみた この琵琶湖っていうのは一つだけ川が出て いて淀川になって大阪湾に 入るわけなんですけどもということは大阪 がまあこの水運の最終的な議決の場所に なってくるわけでやっぱり大阪ということ は堺も南側にあるしそこを最終的な 城郭として 考えたのは 秀吉ですけれども信長のどっかにそういう 思いもあったのかもしれませんね信長と 秀吉の時代は軍事を中心に考える時代から 経済を中心に考える時代に
変わっていくんですよね日本がね 琵琶湖から流れる川は 淀川を通じて大阪に行き着く 海外との貿易拠点だった堺にも近く 流通の面でも 効率だったのだ 西に出れば 四国九州との貿易に必要な 瀬戸内海 [音楽] 東からは 琵琶湖を経由して日本国内の物資が次々に 入ってくるのだ さらに秀吉は中国だけでなく 朱印船貿易も始める 交易の相手は 現在のベトナムやインドシナ 対カンボジアフィリピンなど 8カ国に門の森 [音楽] アユタヤプノンペン 価値や 酸味では日本町も発達した この貿易は日本に大きな富をもたらすこと になり
鎖国するまで続けられた こうした海外との貿易は 信長が描いていたものでありその構想を 秀吉が受け継いだとも言われる [音楽] やっぱり一番大きいのは信長のあの大きな 革命性とか 進歩的な考えとかそこが大きかったと思い ますねそれには 秀吉も同調したということだと思いますね 愛想が出ないというのは変わらないんです よ 天国の乱世に生まれたのをブナが 彼は キリスト教の不況を赦し 多くのバテレンを庇護 また家臣にはアフリカ人も加え [音楽] 急が丸いことを理解していたとされる [音楽] 信長が目指した世界それはまさに今に 通じる グローバル社会だったのかもしれない [音楽] この心因貿易で東南アジアを始めとした 結構世界各国との攻撃をしていたという
ことなんですねそうですね 戦国機またそれよりもっと前の時代から かなり日本 海外とたくさん取引をしている 国だったんですねで何かの江戸時代の イメージからそれより前の戦国機はもっと 海外との取引が広域がなかったんじゃない かっていうイメージになってしまうんです けれどもそれはあくまでも 江戸機からの類推であって実際には 多くの 海外との取引というのを 秀吉もそうですし 家康もを続けていたわけですそれも秀吉が 大阪に拠点を移したというのも大きかった んですよ そういった物流を抑えるのであれば 当時の状況だったらまあ大阪が ベストの場所ですよね もし 本能寺の変がなかったら 信長自身も最終的には大阪に城を構えよう という考えがあったんでしょうかねあそう 考える歴史学者の方もいるみたいですねで 実際そのぐらいですね VTRの中にもあったように
琵琶湖経由で日本海側からのものも入って きて 瀬戸内海経由で 西のものも入ってくるという 効率だからこそ大阪は 実際のところ 戦後まで日本最大の経済都市だったんです よね それこそ物流もそうですけれども キリスト教を許したり 外国人を 家臣に 置いていたりかなりこう世界に対しても オープンな人物だっていうことはよく わかるんですけれどもそれだけこう世界の 様子も 理解していたっていうことなんですかね そうですねやはり 当時その世界アジア世界を考えるときには 海域アジアという考え方がありますこれは アジア地域の経済っていうのは実は各国で 閉じてるんじゃなくてまあ東シナ海から南 シナ海にかけての 広い海での経済圏っていうのが 形成されていてそれの一番東の角に当たる のがやはり日本だったということだと思い
ます 戦国時代というと海外情勢には疎かったの かなというイメージありますけど実際の ところはそうではなかったそうですねだ からこそ 当時日本は世界最大級の 鉄砲の所有国になったりまたですね 途中 挑戦侵略 等で中断しますがその後もまた 鎖国政策に移るまで ずっと海外との取引というのは活発に行わ れていました 面白いですねさあそして今回でですね織田 信長の財務戦略は終わりですね 次回は誰の財務戦略でしょうかはい 次はさっき滅びちゃってましたけれども 武田家中でも武田信玄の 財務戦略を見ていきたいと思いますその際 にはやはり 信玄が行ったインフラ整備の重要性に注目 したいと こちらも楽しみですねここまで飯田先生に お話を伺いましたありがとうございました ありがとうございました 次回の武田信玄は12月16日から始まり ます

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