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10月9日の社説は・・・

2015-10-09 05:20:24 | 社説を読む
改造内閣やノーベル賞は一段落か。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 児童虐待 地域で予防を考えたい
・ 野球賭博 モラルに緩みはないか

読売新聞
・ 原発廃棄物処分 有望地提示で理解を深めたい(2015年10月09日)
・ 露のシリア空爆 「イスラム国」掃討は名目か(2015年10月09日)

毎日新聞
・ 野球賭博 球団は選手教育徹底を
・ 介護施設増設 地域福祉も忘れずに

日本経済新聞
・ ロシアのシリア空爆への懸念
・ 地球温暖化対策の合意機運を逃すな
 
産経新聞
・ 18歳選挙権 土台となる教養高めたい
・ 改造内閣と原発 国を支える再稼働進めよ
  
中日新聞
・ GDP600兆円 ピーターパン症候群か
・ 「香港占拠」1年 強権政治反対の声を

※ ロシアのシリア空爆を2社が取り上げました。

朝日です。
「全国の児童相談所(児相)が2014年度に対応した子どもの虐待は8万8931件で、過去最多を更新した。」

「13年度の虐待に伴う死亡・重症事例を分析した厚生労働省専門委員会の報告書は、虐待の発生と重篤化を防ぐために、妊娠から出産、子育てまでの切れ目のない支援が必要だとしている。死亡事例の多くで、地域とのつながりが希薄だったとの実態も浮かび上がっている。」

虐待が増えたのではないと思います。
発見・通報が増えたのです。
国民の意識と共に、発見・通報のシステムが全国に広がりつつあると言うことでしょう。


読売です。
「ロシアのシリアでの本格的な武力行使が、ロシアと米国の緊張を高め、固定化させつつある。
 ロシアが、シリアのアサド政権と敵対する反体制派武装勢力への軍事行動を拡大し始めた。攻撃はアサド政権の要請に基づくものだ。
 9月末以来、1週間以上の空爆に加え、約1500キロ・メートル離れたカスピ海に展開する艦艇から巡航ミサイル攻撃も行った。
 ロシアの標的の9割以上が、親米欧の穏健な反体制派だとされる。子供を含む民間人死傷者が多数出たという。」

これは困ります。米ロの対立は、この後日ロ首脳会談をやろうかということすら出来なくなってしまいます。


中日です。
「第三次安倍改造内閣が掲げた「新たな三本の矢」は、実現可能性に疑問がわくものばかりだ。中でも「GDP(名目)六百兆円」は目標というよりも夢物語に近い。それで何を目指そうというのか。

 財界首脳ですら「あり得ない数字だ」と指摘したほどである。非現実的な数字でも打ち上げれば何とかなるとでも思っているのだろうか。まるで六月に金融界で話題となった「ピーターパン発言」を想起させるのである。

 黒田東彦日銀総裁が国際会議で「ピーターパン物語に『飛べるかどうか疑った瞬間に飛べなくなってしまう』という言葉がある」と発言し、物価も上がると信じることが大事だと解釈された件だ。六百兆円も信じろということか。」

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