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奇詠&としえの俳句日記

2011-07-20 06:09:44 | お気に入り
奇詠&としえの俳句日記

毎日訪問するサイトです。

とても斬新な感覚の俳句を味わうことができます。

※印は、私の主観的なコメントです。



最近のお気に入りは・・・

無造作に  シャツ干す男  立葵


※ 立葵はアオイ科の多年草。上に伸びる茎に大きな花を咲かせます。
 シャツ男も大男。横に広げるシャツと、上に伸びる立葵が合っています。

知恵の輪の がんじがらめや 蛇の昼


※ 映画、ネバーエンディングストーリーに登場するアウリンのレプリカを思い出しました。
 2匹の蛇が絡まったシンボルの紋章で、知恵の輪に見えます。


老人と 少年と居て 海の青


※ アーネスト・ヘミングウェイの晩年の海洋小説「老人と海」を思い出します。
 私がこれまでで、最もワクワクした本は「老人と海」でした。
 ヘミングウェイをノーベル文学賞受賞に導いた作品です。

草笛で 別れの言葉 つぎ足せり


※ 「ばいば~い」の後に「ピュ~」と鳴らす。粋ですね。 


廃屋の 今日を彩る 花木槿


※ 花木槿は、立葵同様、大きな、色鮮やかな花を咲かせます。
 そのバックは、地味なほど引き立ちます。
 廃屋で、かつて育ててくれた家主はどこかへ行ってしまった。
 でも、今日を生きる花木槿の姿。
 東北の被災地に残る松のようです。


 




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