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授業を変え、視聴率を高める学級づくり-4-

2018-09-24 05:44:31 | 学級経営・学級づくり
授業実践フォーラムの授業実践講座「授業を支える学級経営」

 前回に続き「授業を変え、視聴率を高める学級づくり」國學院大學栃木短期大学教授 後藤正人先生のお話で学んだことを紹介します。



 例によって、土井の主観的な解釈が混じっているため、講師の後藤先生、およびフォーラムの主催者には一切の責任はありません。
 
3 授業と学級経営

(5)学級を支える子ども理解

《子どものよさに着目》

-どの子の短所も輝く学級へ-

短所は長所の裏返しです。

○ 発言の少ない子 → 慎重な子
○ 作業の遅い子 → 丁寧な子
○ 落ち着きがない子 → 好奇心が旺盛な子
○ お節介な子 → よく気がつく子
○ 目立たない子 → まじめで穏和な子
○ ミスの多い子 → 反応のはやい子
○ 40点しか取れない子 → 40点も取れた。次は・・・
○ 粗雑な子 → 活発な子

これらのように考えると、その子を見る目が優しくなれます。

《子どもの活動に意味づけ》

○ 速やかに(その場・その時に)助言・朱書きなどで意味づけや価値付けをしましょう。

○ 子どもは、快適な刺激(指導や意味づけ)に対しては、快適な反応(行動)で応えてくれます。
 ・ 思いを寄せると → 優しさで応えてくれます。
 ・ 信じると → 心を開いてくれます。

《子どもの椅子から学級を眺める》

○ 放課後、子どもの椅子に座ると色々なことに気づきます。
 ・ 黒板の文字、掲示物、明るさ、机の中の様子、風のながれ など
  視点が変わると、見えてくるものも変わるのです。

《子どもを「みる目」を磨く》

・「眺める」→「覧る」→「視る」→「見る」→「よく見る」→「観る」→「見取る」→「診る」→「看る」→「見抜く」→「見続ける」

 いろいろな「みる目」があるものです。

                       続きます。

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