テーマはいろいろと考えられます。
朝日新聞
・ 自衛隊の事故 再発防止へ足元を見よ
・ イッテQ疑惑 放送への信頼傷つけた
読売新聞
・ 英EU離脱合意 メイ氏の足元が揺らいでいる(2018年11月17日)
・ ATM相互開放 利便性への配慮を忘れずに(2018年11月17日)
毎日新聞
・ ASEANと米中両国 大国のバランスをてこに
・ 就労外国人 ずさんなデータ 付け焼き刃ぶりが表れた
日本経済新聞
・ 自由貿易維持へRCEPを漂流させるな
・ 食品の地理的表示の定着を
産経新聞
・ パイロットの飲酒 厳罰化伴う法整備を急げ
・ 英EU離脱合意 議会承認に冷静な判断を
中日新聞
・ 伊方原発容認 安全神話の復活なのか
・ IT強国・中国で考える(3) 行き渡る指導者の号令
※ 昨日の毎日、日経に続いて、EUが2社ありました。
産経です。
「来年3月末に迫った英国の欧州連合(EU)離脱をめぐり、英国とEUが離脱条件に関する協定案に暫定合意し、英政権も閣議で承認した。
今回の合意は、企業活動や住民生活に多大な悪影響を与える合意なき離脱を回避するための第1段階にすぎない。
最大の難関は英議会の承認だが、ラーブ離脱担当相ら不満を持つ一部閣僚が辞任し、承認の行方は早くも予断を許さない事態となった。
メイ英首相は閣僚や議員への粘り強い説得に政治生命をかけてほしい。薄氷の合意を秩序ある出口へ導くには、首相の忍耐と指導力の発揮が極めて重要となる。」
「日本と英国、EUは、自由貿易、民主主義などの価値を共有している。円滑な離脱の実現は、中露という権威主義国家やポピュリズム勢力の挑戦から国際秩序を守るためにも欠かせない。
それが無理なら、今からでも遅くはない。離脱を白紙に戻すことが賢明な選択ではないか。」
最後の一文がポイントです。
読売です。
「最大の懸案である英領北アイルランドとアイルランドの国境管理問題は、事実上先送りした。国境の自由往来を維持するために、英国は問題解決までEUの関税同盟にとどまり、EUの環境基準などを受け入れる。
移行期間中も、英EUの通商関係に関する協議を継続する。
数十年かけて密接な関係を築いた共同体からの離脱がいかに困難かを如実に示している。
メイ氏が妥協を決断したのは、合意が成立しないまま離脱し、経済と社会の混乱を招く最悪の事態を回避するためだろう。移民流入を制限する権限は、離脱派の要求通り、得られることになる。
問題は、メイ氏が内閣すらまとめきれていないことだ。臨時閣議で協定案への了承を得た、と発表した後に、EU離脱相が「支持できない」と辞任した。担当閣僚の造反という異例の展開だ。
与党・保守党内の強硬離脱派の間では、関税同盟をいつ解消するかが未確定なまま、EUの制約を受け続けることに、強い不満の声が広がる。与党党首に対する不信任投票を求める「メイおろし」の動きも出始めた。
メイ氏が英議会で協定案の承認投票まで持ち込んでも、過半数の賛成を得られるかは不透明だ。」
白紙に戻しましょう。
朝日新聞
・ 自衛隊の事故 再発防止へ足元を見よ
・ イッテQ疑惑 放送への信頼傷つけた
読売新聞
・ 英EU離脱合意 メイ氏の足元が揺らいでいる(2018年11月17日)
・ ATM相互開放 利便性への配慮を忘れずに(2018年11月17日)
毎日新聞
・ ASEANと米中両国 大国のバランスをてこに
・ 就労外国人 ずさんなデータ 付け焼き刃ぶりが表れた
日本経済新聞
・ 自由貿易維持へRCEPを漂流させるな
・ 食品の地理的表示の定着を
産経新聞
・ パイロットの飲酒 厳罰化伴う法整備を急げ
・ 英EU離脱合意 議会承認に冷静な判断を
中日新聞
・ 伊方原発容認 安全神話の復活なのか
・ IT強国・中国で考える(3) 行き渡る指導者の号令
※ 昨日の毎日、日経に続いて、EUが2社ありました。
産経です。
「来年3月末に迫った英国の欧州連合(EU)離脱をめぐり、英国とEUが離脱条件に関する協定案に暫定合意し、英政権も閣議で承認した。
今回の合意は、企業活動や住民生活に多大な悪影響を与える合意なき離脱を回避するための第1段階にすぎない。
最大の難関は英議会の承認だが、ラーブ離脱担当相ら不満を持つ一部閣僚が辞任し、承認の行方は早くも予断を許さない事態となった。
メイ英首相は閣僚や議員への粘り強い説得に政治生命をかけてほしい。薄氷の合意を秩序ある出口へ導くには、首相の忍耐と指導力の発揮が極めて重要となる。」
「日本と英国、EUは、自由貿易、民主主義などの価値を共有している。円滑な離脱の実現は、中露という権威主義国家やポピュリズム勢力の挑戦から国際秩序を守るためにも欠かせない。
それが無理なら、今からでも遅くはない。離脱を白紙に戻すことが賢明な選択ではないか。」
最後の一文がポイントです。
読売です。
「最大の懸案である英領北アイルランドとアイルランドの国境管理問題は、事実上先送りした。国境の自由往来を維持するために、英国は問題解決までEUの関税同盟にとどまり、EUの環境基準などを受け入れる。
移行期間中も、英EUの通商関係に関する協議を継続する。
数十年かけて密接な関係を築いた共同体からの離脱がいかに困難かを如実に示している。
メイ氏が妥協を決断したのは、合意が成立しないまま離脱し、経済と社会の混乱を招く最悪の事態を回避するためだろう。移民流入を制限する権限は、離脱派の要求通り、得られることになる。
問題は、メイ氏が内閣すらまとめきれていないことだ。臨時閣議で協定案への了承を得た、と発表した後に、EU離脱相が「支持できない」と辞任した。担当閣僚の造反という異例の展開だ。
与党・保守党内の強硬離脱派の間では、関税同盟をいつ解消するかが未確定なまま、EUの制約を受け続けることに、強い不満の声が広がる。与党党首に対する不信任投票を求める「メイおろし」の動きも出始めた。
メイ氏が英議会で協定案の承認投票まで持ち込んでも、過半数の賛成を得られるかは不透明だ。」
白紙に戻しましょう。