米大統領選か。
今朝の社説を見てみましょう。
朝日新聞
・ 米国大統領選 分断の政治を憂う
・ 公益通報制度 強化を急がねば
読売新聞
・ 米大統領選 危うさもはらむトランプ旋風(2016年03月03日)
・ 東北の産業復興 持ち味生かして再生を急ごう(2016年03月03日)
毎日新聞
・ トランプ氏優勢 これでいいのか共和党
・ 消費増税と首相 政治的な思惑がのぞく
日本経済新聞
・ 世界的な影響が懸念される米政治の混迷
・ ガス自由化の準備も怠るな
産経新聞
・ トランプ現象 「痛快だから」では済まぬ
・ 「手書き」指針 多様性への理解深めたい
中日新聞
・ 高浜原発停止 「安全最優先」は本当か
・ トランプ氏圧倒 世界の憂慮は深まった
※ 全社がトランプ氏を取り上げました。
しかも、あきれています。
読売です。
「米大統領選で、民主党と共和党の指名候補を争うスーパーチューズデーの投票が行われた。
10を超える州の予備選と党員集会が集中する序盤戦最大のヤマ場だ。共和党は不動産王のドナルド・トランプ氏、民主党はヒラリー・クリントン前国務長官がそれぞれ多くの州で勝利し、指名獲得に前進した。
トランプ氏は勝利宣言で、「民主党員や無党派層がこちら側に来ている」と述べ、支持層が拡大したことを誇示した。
政治経験のないアウトサイダーの旋風は、とどまるところを知らない。党派対立に明け暮れ、物事が決まらない「ワシントン政治」への有権者の怒りが背景にある。米国に根強い「反知性主義」の表れとも言えるだろう。」
朝日です。
「多くの国の人びとが不安の目を注いでいる。トランプ氏は、米国と世界を覆う難題への冷静な取りくみではなく、むしろ、米国内外の社会の分断をあおる言動を重ねてきたからだ。
やり玉に挙げるのは、メキシコ人であり、イスラム教徒であり、中国や日本でもある。民族や宗教などに標的を定めて攻撃し、テロの心配や雇用難などで怒る有権者の歓心を買う。
そんな扇動的な訴え方が、自由主義の旗手を自負する大国のリーダーとしてふさわしくないのは明らかだ。
トランプ氏は、人種や性問題での差別意識の疑いも漂わせてきた。白人至上主義を唱える団体の元幹部からの支持も、明確に拒む姿勢を見せていない。」
毎日は共和党そのものを問題にしています。
「トランプ氏の暴言や型破りの言動は共和党主流派のひんしゅくを買い、2月下旬にはワシントン・ポスト紙が「トランプ降ろし」を呼びかける異例の社説を掲げた。それでも同氏が勝ったのは、多くの人々が既成の政治や権威に失望し、経験のないアウトサイダーによる変革を待望しているからだろう。
共和党自身の迷走も指摘できよう。トランプ氏を批判するのはいいとして、では共和党本来の姿、主張とは何なのか--。」
中日です。
「米ワシントン・ポスト紙の社説は、トランプ氏が主張する不法移民の強制送還を「(旧ソ連やカンボジアの)スターリンやポル・ポト以来の強制措置」になぞらえ、共和党指導部に「トランプ氏を支持できない、と声を上げるべきだ」と呼び掛けた。しかし、流れは変わっていないようだ。
ドイツの有力誌シュピーゲルは米星条旗や燃え盛る炎を背景にしたトランプ氏の写真を表紙に載せ「狂気 米国のアジテーター」とのタイトルを掲げた=写真。好奇の的や政治ショーとして見てきた欧州メディアの取り上げ方も真剣味を増している。
選挙戦の構図はまだ定まったわけではない。とはいえ、トランプ氏が共和党の指名候補になる可能性も視野に入ってきた。世界はハラハラしながら見つめることになるのか。選挙戦での真っ当な論戦を期待したい。」
アメリカでもこんな選挙結果になる…。
これも民主主義なのか。
今後を見守りましょう。
産経が手書き文字に触れました。
「手書きの漢字では「とめ」や「はね」などの細かな違いがあっても誤りではないとする指針を文化審議会がまとめた。目新しいものではないが、社会に広く浸透するよう徹底を図りたい。
例えば「保」の「口」の下が「木」でも「ホ」でも、骨組みが同じであれば誤りとは見なさないというもので、その他、点画の長短や方向などについても細部にはこだわらないとされている。
学校の書き取りテストで教科書の字形とわずかに違っていることを理由に不正解とされたり、金融機関の窓口で印刷文字通りに書き直すよう指示されたりといった混乱が少なくなく、印刷文字と手書き文字との混同や誤解が広がっていることがうかがえる。」
学校ではどう教えるのか…。混乱しそうです。
今朝の社説を見てみましょう。
朝日新聞
・ 米国大統領選 分断の政治を憂う
・ 公益通報制度 強化を急がねば
読売新聞
・ 米大統領選 危うさもはらむトランプ旋風(2016年03月03日)
・ 東北の産業復興 持ち味生かして再生を急ごう(2016年03月03日)
毎日新聞
・ トランプ氏優勢 これでいいのか共和党
・ 消費増税と首相 政治的な思惑がのぞく
日本経済新聞
・ 世界的な影響が懸念される米政治の混迷
・ ガス自由化の準備も怠るな
産経新聞
・ トランプ現象 「痛快だから」では済まぬ
・ 「手書き」指針 多様性への理解深めたい
中日新聞
・ 高浜原発停止 「安全最優先」は本当か
・ トランプ氏圧倒 世界の憂慮は深まった
※ 全社がトランプ氏を取り上げました。
しかも、あきれています。
読売です。
「米大統領選で、民主党と共和党の指名候補を争うスーパーチューズデーの投票が行われた。
10を超える州の予備選と党員集会が集中する序盤戦最大のヤマ場だ。共和党は不動産王のドナルド・トランプ氏、民主党はヒラリー・クリントン前国務長官がそれぞれ多くの州で勝利し、指名獲得に前進した。
トランプ氏は勝利宣言で、「民主党員や無党派層がこちら側に来ている」と述べ、支持層が拡大したことを誇示した。
政治経験のないアウトサイダーの旋風は、とどまるところを知らない。党派対立に明け暮れ、物事が決まらない「ワシントン政治」への有権者の怒りが背景にある。米国に根強い「反知性主義」の表れとも言えるだろう。」
朝日です。
「多くの国の人びとが不安の目を注いでいる。トランプ氏は、米国と世界を覆う難題への冷静な取りくみではなく、むしろ、米国内外の社会の分断をあおる言動を重ねてきたからだ。
やり玉に挙げるのは、メキシコ人であり、イスラム教徒であり、中国や日本でもある。民族や宗教などに標的を定めて攻撃し、テロの心配や雇用難などで怒る有権者の歓心を買う。
そんな扇動的な訴え方が、自由主義の旗手を自負する大国のリーダーとしてふさわしくないのは明らかだ。
トランプ氏は、人種や性問題での差別意識の疑いも漂わせてきた。白人至上主義を唱える団体の元幹部からの支持も、明確に拒む姿勢を見せていない。」
毎日は共和党そのものを問題にしています。
「トランプ氏の暴言や型破りの言動は共和党主流派のひんしゅくを買い、2月下旬にはワシントン・ポスト紙が「トランプ降ろし」を呼びかける異例の社説を掲げた。それでも同氏が勝ったのは、多くの人々が既成の政治や権威に失望し、経験のないアウトサイダーによる変革を待望しているからだろう。
共和党自身の迷走も指摘できよう。トランプ氏を批判するのはいいとして、では共和党本来の姿、主張とは何なのか--。」
中日です。
「米ワシントン・ポスト紙の社説は、トランプ氏が主張する不法移民の強制送還を「(旧ソ連やカンボジアの)スターリンやポル・ポト以来の強制措置」になぞらえ、共和党指導部に「トランプ氏を支持できない、と声を上げるべきだ」と呼び掛けた。しかし、流れは変わっていないようだ。
ドイツの有力誌シュピーゲルは米星条旗や燃え盛る炎を背景にしたトランプ氏の写真を表紙に載せ「狂気 米国のアジテーター」とのタイトルを掲げた=写真。好奇の的や政治ショーとして見てきた欧州メディアの取り上げ方も真剣味を増している。
選挙戦の構図はまだ定まったわけではない。とはいえ、トランプ氏が共和党の指名候補になる可能性も視野に入ってきた。世界はハラハラしながら見つめることになるのか。選挙戦での真っ当な論戦を期待したい。」
アメリカでもこんな選挙結果になる…。
これも民主主義なのか。
今後を見守りましょう。
産経が手書き文字に触れました。
「手書きの漢字では「とめ」や「はね」などの細かな違いがあっても誤りではないとする指針を文化審議会がまとめた。目新しいものではないが、社会に広く浸透するよう徹底を図りたい。
例えば「保」の「口」の下が「木」でも「ホ」でも、骨組みが同じであれば誤りとは見なさないというもので、その他、点画の長短や方向などについても細部にはこだわらないとされている。
学校の書き取りテストで教科書の字形とわずかに違っていることを理由に不正解とされたり、金融機関の窓口で印刷文字通りに書き直すよう指示されたりといった混乱が少なくなく、印刷文字と手書き文字との混同や誤解が広がっていることがうかがえる。」
学校ではどう教えるのか…。混乱しそうです。