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週刊朝日百科 仏教を歩く [改訂版]26号 雪舟・利休

2017-09-23 05:26:56 | 宗教の窓
週刊朝日百科 仏教を歩く [改訂版]26号 雪舟・利休です。



共にビッグネームですが、「禅の心で美を究める」という言葉でこの二人を取りあげました。

簡単に紹介します。

雪舟

あまりにも有名ですが、室町時代の画僧です。
日本の中世における水墨画を大成させた人です。

生まれは備中らしく、少年期に上京し相国寺に入りました。
そこで画を周文に習い30歳代まで相国寺で修業します。
周文流詩画軸の伝統の中で、繊細な日本らしい山水画風を学びとりました。
その後、自然に対する深い観照のもとに、個性豊かな水墨山水画様式を完成し、後世に多大な影響を与えました。


利休

安土桃山時代の茶人で、千家流茶道の開祖です。
歴史の謎の一つで、なぜ自刃しなければならなかったのか。私はまだ納得できません。

和泉国堺の人で法名は宗易。
茶器や諸道具に工夫をこらし、それまでの日本の古来の美学を集成し、簡素・清浄な茶道を大成します。
織田信長・豊臣秀吉に仕えて御茶頭となり、天下一の宗匠と評されます。
政治にも参画するようになり、秀吉の怒りを買い自刃を命じられました。

本誌の内容です。

禅のこころで美を究める
 雪舟(せっしゅう)・利休(りきゅう)

雪舟とはどんな人?
 人生半ばで新境地を開いた天才画僧
  島尾 新

■イラスト 雪舟交友録

雪舟 教えの広がり
 誰ひとり真に継承できなかった「雪舟風」
  島尾 新

■雪舟のあゆみ

雪舟ゆかりの旅
 井山宝福寺 「涙のねずみ」伝説が残る禅寺
  編集部

◆境内マップ・主な年中行事・周辺図
 この地のおすすめ
  雪舟もなか

◆名僧の遺産
 慧可断臂図(齊年寺)
  島尾 新

利休とはどんな人?
 わび茶の創造に殉じた天才茶人
  熊倉功夫

利休のことば
 茶の湯の心は仏の教え
  熊倉功夫

■イラスト 千利休交友録

利休 教えの広がり
 日本の美を代表する文化の一つに発展
  熊倉功夫

■利休のあゆみ

利休ゆかりの旅
 不審菴・今日庵・官休庵
  茶の湯を伝承する京の小川通
   編集部

[仏教 見る・聞く・ふれる]
 京の名刹でお茶をいただく!
  井上理津子

お茶がいただける京都の主な名刹

◆名僧の遺産
 黄瀬戸立鼓花入(和泉市久保惣記念美術館)
  熊倉功夫

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