週刊朝日百科 仏教を歩く [改訂版]26号 雪舟・利休です。
共にビッグネームですが、「禅の心で美を究める」という言葉でこの二人を取りあげました。
簡単に紹介します。
雪舟
あまりにも有名ですが、室町時代の画僧です。
日本の中世における水墨画を大成させた人です。
生まれは備中らしく、少年期に上京し相国寺に入りました。
そこで画を周文に習い30歳代まで相国寺で修業します。
周文流詩画軸の伝統の中で、繊細な日本らしい山水画風を学びとりました。
その後、自然に対する深い観照のもとに、個性豊かな水墨山水画様式を完成し、後世に多大な影響を与えました。
利休
安土桃山時代の茶人で、千家流茶道の開祖です。
歴史の謎の一つで、なぜ自刃しなければならなかったのか。私はまだ納得できません。
和泉国堺の人で法名は宗易。
茶器や諸道具に工夫をこらし、それまでの日本の古来の美学を集成し、簡素・清浄な茶道を大成します。
織田信長・豊臣秀吉に仕えて御茶頭となり、天下一の宗匠と評されます。
政治にも参画するようになり、秀吉の怒りを買い自刃を命じられました。
本誌の内容です。
禅のこころで美を究める
雪舟(せっしゅう)・利休(りきゅう)
雪舟とはどんな人?
人生半ばで新境地を開いた天才画僧
島尾 新
■イラスト 雪舟交友録
雪舟 教えの広がり
誰ひとり真に継承できなかった「雪舟風」
島尾 新
■雪舟のあゆみ
雪舟ゆかりの旅
井山宝福寺 「涙のねずみ」伝説が残る禅寺
編集部
◆境内マップ・主な年中行事・周辺図
この地のおすすめ
雪舟もなか
◆名僧の遺産
慧可断臂図(齊年寺)
島尾 新
利休とはどんな人?
わび茶の創造に殉じた天才茶人
熊倉功夫
利休のことば
茶の湯の心は仏の教え
熊倉功夫
■イラスト 千利休交友録
利休 教えの広がり
日本の美を代表する文化の一つに発展
熊倉功夫
■利休のあゆみ
利休ゆかりの旅
不審菴・今日庵・官休庵
茶の湯を伝承する京の小川通
編集部
[仏教 見る・聞く・ふれる]
京の名刹でお茶をいただく!
井上理津子
お茶がいただける京都の主な名刹
◆名僧の遺産
黄瀬戸立鼓花入(和泉市久保惣記念美術館)
熊倉功夫
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共にビッグネームですが、「禅の心で美を究める」という言葉でこの二人を取りあげました。
簡単に紹介します。
雪舟
あまりにも有名ですが、室町時代の画僧です。
日本の中世における水墨画を大成させた人です。
生まれは備中らしく、少年期に上京し相国寺に入りました。
そこで画を周文に習い30歳代まで相国寺で修業します。
周文流詩画軸の伝統の中で、繊細な日本らしい山水画風を学びとりました。
その後、自然に対する深い観照のもとに、個性豊かな水墨山水画様式を完成し、後世に多大な影響を与えました。
利休
安土桃山時代の茶人で、千家流茶道の開祖です。
歴史の謎の一つで、なぜ自刃しなければならなかったのか。私はまだ納得できません。
和泉国堺の人で法名は宗易。
茶器や諸道具に工夫をこらし、それまでの日本の古来の美学を集成し、簡素・清浄な茶道を大成します。
織田信長・豊臣秀吉に仕えて御茶頭となり、天下一の宗匠と評されます。
政治にも参画するようになり、秀吉の怒りを買い自刃を命じられました。
本誌の内容です。
禅のこころで美を究める
雪舟(せっしゅう)・利休(りきゅう)
雪舟とはどんな人?
人生半ばで新境地を開いた天才画僧
島尾 新
■イラスト 雪舟交友録
雪舟 教えの広がり
誰ひとり真に継承できなかった「雪舟風」
島尾 新
■雪舟のあゆみ
雪舟ゆかりの旅
井山宝福寺 「涙のねずみ」伝説が残る禅寺
編集部
◆境内マップ・主な年中行事・周辺図
この地のおすすめ
雪舟もなか
◆名僧の遺産
慧可断臂図(齊年寺)
島尾 新
利休とはどんな人?
わび茶の創造に殉じた天才茶人
熊倉功夫
利休のことば
茶の湯の心は仏の教え
熊倉功夫
■イラスト 千利休交友録
利休 教えの広がり
日本の美を代表する文化の一つに発展
熊倉功夫
■利休のあゆみ
利休ゆかりの旅
不審菴・今日庵・官休庵
茶の湯を伝承する京の小川通
編集部
[仏教 見る・聞く・ふれる]
京の名刹でお茶をいただく!
井上理津子
お茶がいただける京都の主な名刹
◆名僧の遺産
黄瀬戸立鼓花入(和泉市久保惣記念美術館)
熊倉功夫