あなたも社楽人!

社楽の会の運営者によるブログです。社会科に関する情報などを発信します。

8月22日の社説は・・・

2015-08-22 05:23:16 | 社説を読む
寝屋川の事件で容疑者が逮捕されました。
いったい、何があったのでしょうか・・・。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 年金情報流出―あまりに無防備だった
・ 育休退園―自治体の知恵を生かせ

読売新聞
・ 70年談話質疑 歴史認識の共有進める土台に(2015年08月22日)
・ 年金情報流出 危機感の欠如が被害を広げた(2015年08月22日)
 
毎日新聞
・ 安保転換を問う 自衛隊内部資料
・ 韓国の輸入規制 WTOで冷静に解決を

日本経済新聞
・ 効率を高めつつ石炭火力拡大に歯止めを
・ 南北の緊張に警戒怠れない
 
産経新聞
・ 北「準戦時状態」 体制維持の挑発認めるな
・ 夏休み終盤 子守る親と教師の連携を
  
中日新聞
・ 朝鮮半島「砲撃」 共に自制し沈静化急げ
・ 世界株安連鎖 中国は大国の自覚を 

※ 年金情報が2社、朝鮮半島が3社のほかは分かれました。

ここでは、産経を取り上げます。

「教師の目が届きにくい夏の間、子供の異変を見逃していなかったか。長期の休み明けに子供の自殺が多い傾向が内閣府の分析で分かった。

 夏休み終盤、家庭や学校は子供を守る連携ができているか改めて確認してほしい。

 内閣府の平成27年版「自殺対策白書」によると、18歳以下の子供の自殺について過去約40年間の統計を分析したところ、8月下旬から9月上旬などの新学期開始前後に急増する傾向があり、9月1日が突出して多かった。」

9月1日に自殺が突出して多いのは、明らかに「学校へ行きたくない」メッセージです。
特に、高校生の学業不振にかかわるものが多いようです。


「年間2万5千人にのぼる自殺者全体のなかで子供の自殺は少ないとはいえ、300人を超えている。痛ましい事態をなんとしても防がねばならない。」

昨年度の交通事故の死者数が、4,113人なので、自殺者の多さが確かに目立ちます。

「自殺の原因はさまざまな要因がからむことが多い。白書によると、小中学生では家庭生活にからむ問題が多いものの、「いじめ」「進路に関する悩み」など学校生活に関わるものも目立つ。高校生では学業や進路に関する原因が多い傾向もある。」

「 一部に、学校に行くことが子供を追い詰めているかのように「学校に行かなくてもいい」との風潮があるが疑問だ。

 学校は本来、子供にとって楽しいもので豊かな人間関係を育む場だ。学校をよくするための取り組みを強めるべきで、学校を敵視しても不信が増すだけだ。

 家庭と学校が日頃から問題を隠さず連絡を取り合う信頼関係を忘れないでほしい。」

その通りです。


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。