奇詠＆としえの俳句日記

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とても斬新な感覚の俳句を味わうことができます。

※印は、私の主観的なコメントです。



最近のお気に入りは・・・

青毬栗　　長男次男　　三男坊


※ 団子三兄弟のイメージですね。
　　


　部屋の灯を　　消して月光　　ほしいまま


※　満月の夜は　不思議な明るさです。
　「ほしいまま」がいいですね。

秋風が　　風来坊を　　つれて来た
　

※　風来坊とは、「風」のように、どこからともなく「来る」人のこと。　
　そして、すぐにどこかへ行ってしまいます。
　　
　秋風が　風来坊を　連れ去りて

　に変わると、晩秋です。

一叢（ひとむら）の　　コスモス揺れる　　祭りあと
　

※　コスモスとはギリシア語で宇宙。　
　花のコスモスと、関係があるのかないのでしょうか？

　あってほしいような、ない方がいいような・・・・。

喪の家を　　さらに翳らす　　黒揚羽
　

※　黒猫、黒ヒョウ、黒揚羽。
　かえって目立ちます。

古傷を　　舐めては舐めては　　昼ちちろ
　

※　何となくおもしろい句です。
　音にリズムがあります。
　　
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