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週刊朝日百科 仏教を歩く [改訂版]29号 女性の仏教者

2017-09-26 05:05:55 | 宗教の窓
週刊朝日百科 仏教を歩く [改訂版]29号 女性の仏教者です。



 仏教と女性というと、「尼」さんが思い浮かびます。
 主人に先立たれ、出家して尼になるのが普通のイメージです。
 例えば空海や最澄のような宗教家は思い浮かびません。


 善信尼という人がいました。

 飛鳥時代の尼で、日本最初の出家者です。

 渡来氏族である司馬達等(たつと)の女で、廃仏派にむち打たれるときもありましたが、最終的には多くの尼の指導者になりました。
 推古天皇の時には、僧816人、尼569人いたという記録もあるそうです。

 奈良時代には、国分寺と国分尼寺がつくられ、政策に組み込まれました。

 それ以後は、建礼門院や大原三千院、寂光院・来迎院などが紹介されていきます。 

 本誌の内容です。

仏につかえた女たち  女性の仏教者

◆女性仏教者とは?
  官尼から私的な尼、そして民衆の中へ

◆仏教は女性をどうみたか
  女性であるがゆえに仏になれない?

◆女性仏教者ゆかりの旅
  女性住生の里 大原 三千院、来迎院、寂光院
 ・俗世から遠く離れた女たちの隠れ里
 ・ゆかりの地マップ・周辺図 この地のおすすめ 芹生
 ・平清盛の遺産 平家納経(厳島神社)
 ・尼門跡とは 仏に仕えた皇族の女性たち
 ・女性と仏教のあゆみ

[仏教 見る・聞く・ふれる]
 ・静けさのなか、五感がひらく尼修行

◆寂聴さんゆかりの旅
 ・寂庵 女人伝説の里 嵯峨野にひっそりと
 ・王朝の女たちの出家 恋の苦しさからの逃避行

◆法話 仏教への誘い  瀬戸内寂聴
 「慈悲」凡夫の及ばない無償の愛

◆梅原猛の新「授業・仏教」 梅原猛
 無外如大・二条 聖尼と、煩悩を文学にした尼僧と
…ほか

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