チャイコフスキー:バレエ組曲『白鳥の湖』作品20a (スコア付き)
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー: バレエ組曲『白鳥の湖』作品20a TH 219 (スコア付き) 作曲年代:1875-77年 指揮:ユーリ・テミルカーノフ 管弦楽:サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団
00:00 1. 情景 (Scène) [第2幕第10曲] 02:51 2. ワルツ (Valse) [第1幕第2曲] 10:03 3. 小さな白鳥たちの踊り (Danse des cygnes) [第2幕第13曲第4変奏] 11:26 4. パ・ダクシオン (Pas d'action) [第2幕第13曲第5変奏] 18:12 5. ハンガリーの踊り、チャールダーシュ (Danse hongroise. Czardas) [第3幕第20曲] 20:39 6. スペインの踊り (Danse espagnole) [第3幕第21曲] 23:08 7. ナポリの踊り (Danse napolitaine) [第3幕第22曲] 25:01 8. マズルカ (Mazurka) [第3幕第23曲] 28:04 9. 小さな白鳥たちの踊り (Danses des petits cygnes) [第4幕第27曲] 33:57 10. フィナーレの情景 (Scène finale) [第4幕第29曲]
チャイコフスキー最初のバレエ音楽である《バレエ音楽『白鳥の湖』作品20》は、1877年3月4日にモスクワのボリショイ劇場で初演された。初演の評判は芳しくなく、白鳥の湖が注目を集めるのはチャイコフスキーの死後、1895年の蘇演の時であった。 演奏会用の組曲はチャイコフスキー自身によるものが残っておらず、1900年にユンゲルソン社が編んだものがよく演奏される。一方、1950年代のチャイコフスキー全集(ソビエト国家音楽出版社による)の組曲では第21 - 23曲も抜粋されている。このような背景から、組曲として演奏される際は指揮者によって選曲が異なる。