１２月２日の社説は・・・

天皇退位でしょう。

朝日新聞
・　所得税改革　再分配強化の道筋描け
・　性犯罪と社会　深刻な被害に向きあう

読売新聞
・　天皇退位日　代替わりへ遺漏のない準備を（2017年12月02日）
・　ドイツ政治混迷　安定政権樹立がＥＵの公益だ（2017年12月02日）

毎日新聞
・　天皇陛下の退位日決まる　国民本位を貫く姿勢こそ
・　危機の社会保障　診療報酬改定　「２５年」迎える前に改革を

日本経済新聞
・　原油市場安定を粘り強く探れ
・　退位・改元の準備を滞りなく進めよう

産経新聞
・　譲位日程固まる　国民はこぞって寿ぎたい
・　チーム解決力　モノ言える人材育てよう

中日新聞
・　国民の理解とともに　天皇の退位と即位

※　５社が天皇退位で並びました。

毎日です。
「だが、退位時期が４月末となったことには戸惑う人も少なくないのではないか。区切りのいい年末や年度替わりではなく、半年足らずの間に西暦、年度、元号が順次替わっていくことになる。政府には国民生活への影響を最小限にとどめることが求められる。」

「その後、政府内で急浮上した日程は、宮内庁が想定していたとみられる年度末ではなく、４月末での退位案だった。
　３月末に予算案をめぐる国会審議が大詰めを迎え、４月には４年に１度の統一地方選などが予定されている。このため首相官邸は「静かな環境での皇位継承」を求めたという。
　１９年夏には参院選が予定され、憲法改正の国民投票が同時に行われる可能性も指摘されている。この「静かな環境」が拡大解釈され、政権に都合のいいように利用されるようなことがあってはならない。」

４月末案に反対しています。
産経は４月末に賛成しています。

本当は、年度の変わり目が便利なのですが・・・。

統一地方選と皇室は本利関係ありません。

中日です。
「新天皇の即位では、国民に大きな影響を与えるのが、新元号である。「大化」（六四五年）から長く、天皇や公卿（くぎょう）らによって良い文字が選ばれてきた。

　現在、天皇は国政に関する権能を有しないので、元号は政府が政令で定める。文字は漢籍から採っている。「平成」の場合は「史記」と「書経」である。

　高い識見を持つ人から、良い意味の漢字二文字を選んでもらい、首相や内閣官房長官、法制局長官らで原案数個を選ぶ。さらに閣僚会議や衆参議長らの意見を聞き、閣議で新元号を決める。

新元号は早く公表を

　そのような手順になるはずである。カレンダーや手帳ばかりでなく、元号で書類をつくる法人らも多数あるはずである。来年中には決まるというが、国民生活への影響は多大だ。早く発表されるのが望ましいと思う。

　天皇・皇后、そして上皇・上皇后－。陛下の退位によって、やがて新しい皇室の扉が開かれる。「象徴天皇の務め」を何度も強調されたうえ、年齢に伴う衰えを口にされた。国民はお気持ちを理解しているはずである。」

カレンダー、手帳・・・早いほどいいですね。

先ほど「元化」を予想しましたが、何になるのでしょうか？