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4月10日の社説は・・・

2014-04-10 05:49:54 | 社説を読む
小保方さんでしょう。
各社、どう評価するか?

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 投資家保護―安易な緩和は許されぬ
・ 安倍政権の絆―ガラパゴス化が心配だ
 
読売新聞
・ ウクライナ混乱 これ以上許せない露の介入
・ STAP問題 「反論」は説得力に欠けている
 
毎日新聞
・ STAP問題 外部の目で真相解明を
・ 原子力協定 核拡散の懸念が拭えぬ

日本経済新聞
・ 米軍のアジアへの関与をどう強めるか
・ 目に余る臨床研究の不祥事

産経新聞
・ 米中国防相会談 自らの挑発は忘れたのか
・ エネルギー計画 原発含め明確な将来像を

中日新聞
・ 小保方氏会見 研究姿勢が疑念招いた
・ ドイツは失敗したか<3> エネルギー不安に備え
 
※ 「日本の科学研究の信頼を揺るがした責任の重大さを考えれば、「未熟」「不勉強」との釈明は通らない。」
 読売は厳しい見方です。
「「悪意はない」との言い分も、「故意」を意味する法律上の「悪意」を、道徳的な概念と混同しているのではないか。」
 なるほど。

 毎日は、両者の問題点を指摘しています。
「なんとも釈然としない状況である。」
「 論文自体はあまりに問題が多く、不正とみなされてもやむを得ないが、研究そのものを不正と見なすかどうか。本当のデータの存在はひとつの判断材料かもしれない。
 ただし、問題は、その本当のデータが、第三者にも納得のいく方法で示されているかどうかだ。」
「「改ざん」「捏造」の解釈の違いを争うだけでは、理研は責任を果たしたことにならない。」

中日です
「十分な弁明の機会も与えられなかったとして再調査や委員を外部人材に委ねることも求めている。
 公平性を高めるために理研は十分な弁明の機会や委員の再構成を検討してもいいのではないか。」
 小保方氏の言い分も聞きながら、「競争が激しい科学研究では、成果の証明のためにもデータ類は細大漏らさず保存・管理するのが常識だ。その意識が希薄だった。反省は当然だろう。」と問題点を指摘しています。

 明日には、他の3社も出そろうでしょう。

 ただ、私には、論文が科学的な手法に則っているかどうかは興味ありません。
 STAP細胞が実在するかどうかです。
 次の論文を準備しているということで、会見で答えられないのは仕方がありませんが、まずはやらせてみることでしょう。
 

 

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