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3月2日の社説は・・・

2015-03-02 05:42:26 | 社説を読む
休み明け、大きなテーマが並ぶか。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 日韓国交正常化50年―悲劇の詩人の思いを胸に

読売新聞
・ 原発の廃棄物 処分地選定で政府は前に出よ (2015年03月02日)
・ 民主党大会 見えない岡田代表の再建戦略(2015年03月02日)
 
毎日新聞
・ 防衛省改革 文民統制を貫けるか NEW (2015年03月02日)
・ 認知症と身体拘束 介護の専門性を高めよ NEW (2015年03月02日)

日本経済新聞
・ 継続的な賃上げを実現するために

産経新聞
・ 最終処分事業 必要性の理解を深めたい
・ セクハラ判決 職場の意識変える契機に

中日新聞
・ 自衛隊海外派遣 前のめりにも程がある
・ 医療事故調 遺族の思いをくみ取れ 

※ 中日です。

「医療死亡事故の原因究明と再発防止を目的とする「医療事故調査制度」の運用指針を議論する厚生労働省の検討会が紛糾している。遺族の思いをくみ取り、透明性、中立性を担保すべきだ。」

「遺族の思いをくみ取」った時点で、すでに中立でなくなっています。
こうした調査制度の難しさを感じます。

 難しくしているのは、
「裁判などの紛争に使われる恐れがある」ということです。

 日本も、訴訟社会に向かっているのです。

 アメリカは、他民族や他宗教の国民が集まっています。
 そのため、共通した常識や道徳というものがほとんどありません。
 そこで、「法」があり、訴訟に持ち込むのです。

 一方、日本はほぼ単一民族からなり、法律など文章に記載されたものの前に、社会における常識、道徳というものが尊重されてきました。
 そのため、日本では、訴訟がなじまないのです。

 ある意味、よき伝統ではあったのですが、その日本も確実に訴訟社会に向かっています。

 中日の社説からも感じとれます。
 

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