遠州FW -2-
令和5年12月3日、いつものメンバーで、遠州にFWに行ってきました。その様子を数回にわたってお知らせします。
掛川城(かけがわじょう)です。
もともと、永正10年(1513)今川氏親が、遠江国への進出の足がかりとして築かせたものです。
しかし、ご存知のように、永禄3年(1560)の桶狭間の戦いで、義元が織田信長に討たれ勢いを失います。
永禄11年(1568)には武田信玄と徳川家康に攻め込まれ、氏真は朝比奈泰朝の掛川城に籠りました。
家康は城を取り囲むも攻めあぐね、翌永禄12年に和議を結び、ようやく手に入れました。
こうした当時の様子(昔の掛川城の縄張)の模型・モニュメントが、街中に展示されています。文化的な民度が高い!
もちろん、案内図もバッチリ!
上の「現在地」の下、「緑橋」を渡ると「懸河旧址」という案内板がありました。
「東から流れて来た逆川が城山に当たり、川は深い渕となり崖を作った。」
これが、現在の市名「掛川」のルーツなのです。
こうした案内があることが素晴らしい。
四足門(よつあしもん)
実は、
だそうです。
主要部の模型がありました。
その説明です。
発掘調査の展示です。
そう、掛川城は、天正18年(1590)、豊臣秀吉の小田原攻めの後、山内一豊とその妻、千代が入りました。司馬遼太郎の『功名が辻』での物語で有名で、NHK大河でも20%越えでしたね。仲間由紀恵さんが千代でした。一豊は掛川城を近世城郭として甦らせ、天守も建てられました。
明日に続きます・・・・・
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