- 1 「ジョット」とはどんな画家?
- 1.1 「ジョット」はルネサンスの先鞭をつけたイタリアの巨匠
- 1.2 師匠のチマブーエとともに近代イタリア絵画の礎を築いた
- 2 「ジョット」の代表作品を紹介
- 2.1 ジョット最大の代表作「スクロヴェーニ礼拝堂装飾絵画」
- 2.2 聖フランチェスコ大聖堂のフレスコ画「聖フランチェスコの生涯」
- 2.3 祭壇画の代表作『荘厳の聖母』
- 2.4 フィレンツェのシンボル「ジョットの鐘楼(しょうろう)」
- 3 まとめ
私の中で、ジョット・ディ・ボンドーネと言えば、「スクロヴェーニ礼拝堂」。
北イタリアのパドヴァにある礼拝堂ですが、行ったことはありません。が、堂内の壁画など、大好きです。
ここは、私が大好きな大塚美術館。
実物大のスクロヴェーニ礼拝堂壁画 を体感することができます。
まとめを紹介します。
ジョットは中世最大の画家と呼ばれ、ヨーロッパ絵画の礎を築いた重要な画家です。それまでの平面的で抽象的な絵画様式に頼ることなく、人間性を感じさせる重みのある絵画を生み出しました。その功績を買われ、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂の主任建築家に任命されましたが、建築途中で死去しました。
徳島県にある大塚国際美術館には、スクロヴェーニ礼拝堂の空間と、キリスト生誕から最後の審判までの聖書の物語を描いたジョットの壁画が、陶板によって原寸大の大きさで再現されています。礼拝堂の見どころの一つである青い天井も再現されており、中世後期の傑作であるスクロヴェーニ礼拝堂の空間を疑似体験することができます。
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