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世界を見る目が変わる50の事実-3-

2010-09-22 06:13:13 | 社会科こぼれ話
国連ミレニアム開発目標(MDGs)サミットにちなみ、ジェシカ ウィリアムズの評判の書 『世界を見る目が変わる50の事実』(草思社)の内容を社楽的に読むシリーズ。



第3回は、先進国で最も妊娠率が高いのは、米国と英国の10代

出典は、ユニセフの「妊娠率一覧表」

http://www.unicef-irc.org/publications/pdf/repcard3e.pdf

10代女性の人口1000人あたりの出産率では、米国が52.2人と飛び抜けて高いことが分かります。
日本は韓国の次に低く、4.6人です。



韓国はなぜ飛び抜けて低いか。

韓国の友人に聞くと、韓国では、徴兵前の若者は結婚対象ではなく恋愛ごっこ。
結婚を意識した交際は、徴兵終了後。
必然的に、男性の初婚年齢が遅れるためではないかということでした。

さて、アメリカ。

これも、大きな理由は貧困です。

モラル低下と格差の拡大という、アメリカ国内の矛盾を象徴する数値の一つなのです。

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