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東北地方太平洋沖地震を海外はどう報じているか・・・18日朝

2011-03-18 07:07:48 | 日本を見つめる世界の目
 今日も海外のメディアが東北地方太平洋沖地震をどう報道しているかを見ましょう。

 世界は日本を応援しています。

【中国】
人民日報 http://j.peopledaily.com.cn/home.html

東日本大震災、中日両国民の感情を近づける契機に

荒井広幸参議員、中国語ブログで震災関連情報発信 [17:52]
大船渡市の惨状に泣く中国人研修生 [17:36]
被災地の仙台、中国人も思い入れ 魯迅ゆかりの地 [15:57]
中国の大学で日本の被災地へ向けた募金活動 [15:52]
東日本大震災 世界のIT製品供給チェーンに波及 [14:41]
温総理 原発の発展は安全が第一 [13:19]
震災犠牲者の冥福を祈る [10:46]
中国食品大手が義援金1億円 [15:18]
盛岡の放射線量、健康に影響ないレベル 岩手県発表 [15:17]
ガソリン・軽油、西日本などから供給 経産相が対策発表 [15:15]
「祈るような気持ち」高濃度の放射線、機長判断で水投下 [15:15]
全国学力調査、4月実施見送り 文科省、当面延期の方針 [15:08]


チャイナネットhttp://japanese.china.org.cn/

地震が日本の自動車産業に重大な打撃 世界供給体制の大規模な見直しも
東京都民の生の声:日本人の心が再び一つに

海外メディア、大地震は日本発展のターニングポイントとなる

(前略)
日本人が非凡な気力で地震と津波の被害から復興していく過程で、日本のリーダーは21世紀で最も悲惨な地震が歴史的なターニングポイントとなると考えるに違いない。

全ての自然災害がプラスの一面を持つわけではない。しかし、国家というものは重要な教訓をくみ取る、あるいはこれらの教訓を利用して改革を推進するものである。菅直人首相は長期的に低迷に陥っていた日本を変える改革を始動した。菅首相は13日、日本は第二次世界大戦以来の過酷な状況に直面したとし、国民に一致団結するよう呼び掛けた。そして、野党も震災復興作業の緊急資金供給などの面で、民主党に協力することを誓った。この資金はおそらく経済を刺激することだろう。

間違いなく、日本人はもっと早くから改革を行うべきだったと感じている。日本経済は20年近くにわたり低迷し、デフレと債務増大の状況から抜け出せずにいたのだ。

国会の予算案可決と消費税引き上げにともない、日本人の決心は増強される。この2つの決定こそが日本の財政改革の開始である。日本の国債規模はすでにGDPの2倍となった。社会の高齢化進行にともない、日本は税収を増やし、その他の財政改革も進める必要がある。

日本人は今後も様々な困難に直面するだろう。しかし、日本人は震災から復興するだけでなく、重要な改革を推進しなければならない。悲劇は人々を団結させる。日本は現在、今回の災害から未来への教訓をくみ取らなければならない。


在中国日本人の特別寄稿:“頑張れ、日本!”
米軍当局、人気サイトへのアクセス禁止 日本の救援活動を考慮
日本の大規模資金供給、世界的インフレを招く?

· 日本の原発事故を教訓に 慌てないための準備を
· 日本の原発事故、安全性問われる 
· 陸自ヘリ2機、交互に計4回福島第1原発に水投下


· 勇敢に立ち向かう50人の原発作業員に敬礼!
日本でマグニチュード9.0の地震と津波が発生後、世界の視線は今、福島第一原子力発電所に注がれている。はらはらするような危険極まる処理を、原子力発電所で作業を続けていた作業員50人は一度避難の指示が出されたが、またすぐに持ち場に戻ってきた。現在、作業員は180人にまで増え、命の危険を冒して作業を続けている。そうした姿に心を動かされない人はいないだろう。中国紙「広州日報」が伝えた。

最初に作業員50人が着用していた作業服やヘルメットは原発内の高い放射線量を防護し得るものではなかった。にもかかわらず、人々が危険にさらされるのを防ぐため、命の危険を冒して作業を続け、「最後のとりでの50人」とメディアで報道。中にはボランティアもいるという。その後、原発作業員は180人にまで増えた。コロンビア大学放射線研究センターのブレンナー教授は「彼らはかなり高い濃度の放射能汚染を受けることになる」とし「本当の英雄だ」と称えた。

余りにも無情な災害という逆境の中で照らし出される人間性が、私たちに生きる力を、生活の希望をもたらしてくれる。そうした人間性は、困難な時にこそ輝きを増すものだ。「デイ・アフター・トゥモロー」や「アルマゲドン」、「タイタニック」、「2012」などの自然災害系の映画では常に、たとえどんな災害に遭遇しようと、そこに耀く人間性、人間の気高さ、人々の粘り強さが描かれている。

現実の中でも、地震、火山、洪水、ハリケーン、津波、不治の病などさまざまな予期せぬ災難に見舞われるが、その中で感じる人の温かさが、悲痛の中にある人々を絶望の淵から救ってくれる。2004年にインド洋で発生した津波で、10メートルの津波に立ち向かい、3人のわが子を救ったカリン・スバルドさんの勇敢な姿は印象深かった。四川大地震でも、わが身を犠牲にして生徒を救った教師、廃墟の中を駆け回ったボランティア、涙で声を詰まらせながら中継する実況アナウンサーなど数々の感動的な場面があった。ある意味、わが身を犠牲にして危険に立ち向かう精神、困難や災難の中で見られる忍耐や人間性は、災害よりも人の心を震わせるものだ。

人類は自然災害の前では脆いものだが、生き生きとした人間性は、困難に立ち向かう勇気を与えてくれる。福島原発で作業を続けている180人の作業員に注目が集まっているが、彼らの行動こそ、偉大な人間性のあらわれだ。この180人は命を賭して困難に立ち向かう生命の壮絶さをみせてくれた。ほんの少しでも可能性があれば、できる限りの努力をする勇敢な行動をみせてくれた。

彼らのこうした、人々の安全を守るための献身の精神と勇敢な行動は、まさにすばらしい人間性と深い愛情を体現している。




· お腹を空かせる被災者 どうした、国力の強い日本?



大紀元http://www.epochtimes.jp/

天皇陛下、初のビデオメッセージ 被災者・外国救援隊などへお言葉

中国大使館、被災地の滞在者に帰国勧告 原発による放射能の放出を受けて

中国の原子力基本法、いまだ未整備 高まる懸念

放射線量に不安 外資系、東京離れの動き



【韓国】
中央日報http://japanese.joins.com/

「日本経済、地震をきっかけに新たな突破口を見いだすだろう」

日本から帰国した日本人・韓国人3人から放射性物質が検出 (17:42)
原子炉の核分裂抑制するホウ酸、日本に53トン緊急支援 (08:49)
<東日本大地震>韓国精油業界、日本にガソリン優先供給へ (08:46)

【中央時評】公人精神が残っている日本 (18:09)
遠藤未希さんの死

運命は選択できないが、運命に対する姿勢は選択できる。 自然による大災難の前に茫然自失しながらも、悲しみを胸の奥深くに抑える日本人を見ながら感じることだ。 悲嘆の中でもしっかりと耐える日本人こそ、「アモールファティ(amor fati)」、すなわち「運命を愛する」という、2500年前のストア哲学の神髄を内面化した人たちだという気がする。

逆境は感動を生むという。 いま多くの感動ストーリーが出てきているが、最近メディアに報道されたある公職者の死は特に心を引きつける。 宮城県南三陸町の町役場危機管理課職員、遠藤未希さんだ。 遠藤さんは津波が押し寄せてくる時、「早く逃げてください。 6メートルの波があります」と最後まで放送を続け、結局、津波にのまれた。 25歳の最も美しい年齢で、住民を救おうとマイクを放さず最期を遂げたという遠藤さんの哀切な話は、一つの静かな感動だ。

日本が地震による大災難を乗り越えて立ち上がるのは時間の問題だ。 円高が維持されているからでもなく、日本政府が莫大な資金を供給しているからでもない。 混とんの中でも落ち着きと節制を失わない市民の精神が生きていて、住民のためにマイクを最期まで放さない公人精神が残っているということ、これ以上の災難克服意志を示す証拠はない。 遠藤さんの場合、町役場の末端職員などという考えはなく、住民の安全の責任を負った最高の公職者のように行動した。 彼女の行為を見ると、果たして公職者とはどういう存在かと考えさせられる。 国は違うとしても、自分の共同体のために最善を尽くさなければならないという義務感においては何も変わらないからだ。

韓国社会で公職者になる道は単純だ。 試験でなければ選挙だ。 特に行政試験や9級試験を受ければ公務員になる。 その点では一般企業の入社試験と同じだ。 しかし試験に合格しただけで公人意識を持った公職者と見なすことはできない。 利益を出す企業ではなく市民のために奉仕するという心なく終生職場に入るという求職意識だけで、公職を語ることはできない。 公職には単なる生計を超えた厳粛性がある。 共同体のために最後までは全うするという毅然たる態度が求められる理由だ。

私たちの周辺に果してそんな公職者がいるだろうか。 とりわけ寒かったこの冬、口蹄疫(こうていえき)が流行した時、これを阻止するために昼夜問わず死闘して亡くなった公務員は8人だ。 口蹄疫防疫中に過労で倒れ、二度と起き上がることができなかった彼らこそが、最期まで公人精神を発揮した人たちではないか。

しかし‘上海スキャンダル’を見ると言葉を失う。 果たして彼らに国のために献身するという最低限の公人意識があったのかという疑問のためだ。 もちろん求道者でなく熱い血を持つ男性なら、さまざまな誘惑を避けて通るのは難しいものだ。 しかし領事館はラブストーリーをつくるところでもなく、国がラブストーリーをつくれとそこへ送ったのでもない。 国民と国の利益を守る番人になれというのが任務ではなかったか。 にもかかわらず、国の使命と俸給を受ける彼らが、なぜロミオのように哀切な愛をつくろうとしたのか。 禁じられた愛を交わしたロミオとジュリエットは純愛譜として称賛されるが、禁じられた愛を交わした領事がだらしない人間としてうわさになる理由が気にならないのか。 また単純なラブストーリーを越えて国の機密まで漏らしたいう。どうすれば公職者がここまで落ちぶれることができるのか。

韓国社会で公人意識を持った公職者は天然記念物のように貴重な存在なのか。 行政試験に合格し、エリート意識を持つことが公人意識ではない。 お金の誘惑、愛の誘惑、権力の誘惑を振り払い、国民のために最期の瞬間までマイクを放さない精神があってこそ公人意識だ。 いま津波の中で殉職した日本人公職者の姿が目に浮かぶのもこのためだ。

パク・ヒョジョン・ソウル大教授・倫理教育科


SM、東日本大地震の被害復興費用に10億ウォン寄付 (16:13)
「放射能上陸デマ」でKOSPI指数が暴落…株式投機勢力を捜査 (15:50)
KOTRA日本「地震で取引中断の韓国企業に代わりの取引先を紹介」 (15:16)
KARAパク・ギュリ、DJ復帰「早く帰って来たかった」 (14:39)
原発について勉強しよう (11:56)
三陟原発誘致、福島の事故で議論拡大 (11:47)
【社説】日本原発事故情報、韓国国民も知るべき (11:15) <東日本大地震>韓半島の地殻、東に5センチ移動 (09:40)


朝鮮日報http://www.chosunonline.com/

東日本巨大地震:苦境の中で光る忍耐力と互助の精神3月17日 13:57
揺らぐ日本列島、揺るがぬ日本人

 「近所には高齢者が大勢います。この飲み物を持っていって、分けてあげようと思います」

 15日午後、宮城県多賀城市内の倉庫前。ある男性(61)が、自転車の後ろにコーヒーや飲料水を2箱、ゴムロープで固定していた。水や食糧などの救援物資が円滑に供給されないことを受け、ある商店が被災者のために無料で提供した飲み物だった。この男性は、11日に発生した地震のため半壊し電気も水道も途絶えた家に、家族5人ととどまっているが、それでも外出が困難で救援物資を受け取りに行くことすら厳しい近所の高齢者のことを気にかけていた。「食べるものはほとんど底を尽いていますが、政府に大きな不満はありません。公務員は、もっと急ぐべきほかの仕事を処理しているのだから、理解しなければ」

 第2次大戦以降、最大の国難に直面している日本で、この男性のような人は珍しくない。日本人は、特有の忍耐力と克己心、冷静さで危機に耐え、困難になるほど助け合い、他人を思いやる国民性を発揮している。日本列島は揺らいだが、日本人の心は揺らいでいない。AP通信は「大混乱の中でも、略奪や盗みなどの犯罪はほとんどなく、腹を立てたり不親切な日本人を見かけることもないことに、西洋の記者たちが驚いている」と報じた。

 宮城県石巻市は、県を代表する漁港で知られる都市だが、今回の地震で大きな被害を受けた。同市内の大学では、住民700人が避難生活を送っている。気温は零度を下回ったが、教室への暖房供給はない。毛布どころか、段ボールを広げて床に敷き、新聞紙をかぶって横になり、一日3食、バナナで腹を満たしている。

 大勢の生存者たちが、野宿同然の生活を強いられているにもかかわらず、ほとんどの人は冷静な様子で、行方の分からない家族を探しに出掛けたり、町内を片づけたり、あるいは救援物資が届くのを静かに待っている。足りない救援物資を少しでも多く手に入れようと、住民同士が争いを繰り広げたり、役場に押しかけ「救援物資がなぜ来ないのか」「生計対策を出せ」と抗議する様子は見られない。

 原子力発電所の爆発事故で放射線漏れの恐怖が広まっている福島県の住民たちも、おおむね政府の避難指示に従い、冷静な態度で状況を注視している。ガソリンスタンドに並んだ数百台の車の列にも、割り込みをしたり、「もう少しくれ」と要求する人はほとんど見当たらない。

 避難所生活を送る外国人を気遣う人もいる。宮城県仙台市を旅行中に地震に遭い、名取市内の避難所に滞在しているカナダ人(24)は「不便はあっても、外国人により気を配り、公務員の助けがなくても非常事態に対処する人々の姿が印象的だ」とAFP通信のインタビューで語った。

 米国の週刊誌『ザ・ネーション』は16日付の社説で「世界で唯一原爆を経験し、それでも国を経済大国に育て上げた日本人は、今回も冷静さを保ち、国家の指導者に従って危機を克服するだろう」との見方を示した。



東日本巨大地震:日本人はなぜ冷静なのか3月17日 13:54
感情抑え「和」の心で耐える

「繰り返される自然災害、忍耐力のある日本人」「組織最優先視が体質化した国民性」

 11日に発生した大地震に対する日本人の冷静かつ秩序ある姿に全世界が注目している中、韓国の日本専門家たちは「日本の文化的・歴史的背景を掘り下げてみれば、当然のこと」と語った。

 日本では昔から自然災害が繰り返されてきたため、日本人には災害への耐性が備わっている、というのが一致した分析だ。『日本文化読み』『日本人の論理構造』などの著者、チョン・ヒョン檀国大日語日文学科教授(58)は「日本人は江戸時代から、周期的に大きな地震に見舞われてきた。日本人は地面を叩いて痛哭するより、心を空にして次の危機に備えるしかない、という姿勢を取るようになった。日本には、“全て水に流す”という言い回しがある。全ての出来事を天の摂理として受け入れ、原点からやり直す、という日本的な思考をよく示している」と語った。

 個人の利益よりも組織の問題を優先視する日本人が、組織のバランスを崩すことをためらい、感情をあらわにすることを抑制しているという分析もある。文化人類学者のイム・ギョンテク全北大日語日文学科教授(51)は「日本人は他人の前であからさまに感情を表現することを非常にためらう。それは個人的な感情の発露が組織のバランスである“和”を乱しかねないと考えるからだ。今の日本は危機の状況にあって、社会的平衡を維持するため、極度の緊張を維持している状態。こうした張り詰めた雰囲気を外から見ると、美しい秩序のようにも見える」と語った。

 日本経済の専門家で、日本社会の分析書『日本再発見』の著者、イ・ウグァン・サムスン経済研究所首席研究員(59)は「日本は第2次大戦後、国内総生産(GDP)が戦前の30%まで低下した状況から、一致団結して世界第2位の経済大国へと成長した底力がある。“失われた20年”と表現されるほど深刻な経済低迷に苦しんできた日本だが、再び一致団結して新たな姿を見せることができるだろう」と語った。


東日本巨大地震:韓国で原発の安全性めぐり論争3月17日 12:55
【社説】原子炉の寿命延長、厳格な基準に基づき決定を3月17日 12:53
東日本巨大地震:リーダシップ不在で国民の不信・不安が増幅(上)3月17日 11:31
東日本巨大地震:リーダシップ不在で国民の不信・不安が増幅(下)3月17日 11:31
東日本巨大地震:食料品山積みなのに品切れ現象3月17日 11:19
東日本巨大地震:首都圏の電力難、解消できない理由とは3月17日 11:18
東日本巨大地震:「日本人は韓国を見直すだろう」3月17日 09:04
東日本巨大地震:リュ・シウォン・インタビュー(上)3月17日 08:41
東日本巨大地震:リュ・シウォン・インタビュー(下)3月17日 08:41


東亜日報http://japan.donga.com/

核分裂抑制用のホウ酸52トンを支援へ
日本人留学生「日本を助けてください」
物価高の韓国、「インフレの津波」に襲われるか
政府も国民も「東京電力は信用できない」
見直し迫られる原発政策、日本の原発爆発で反対世論強まる
李大統領、国内原発の総合点検を指示


【米国】
ウォール・ストリート。ジャーナルhttp://jp.wsj.com/

福島原発原子炉の危機的状況、数週間持続する可能性も=米規制当局
問われる福島原発の設計-非常用発電機の設置場所も対象に
国際原子力機関の危機対応能力に疑問符

原発で意見が分かれる欧州
(前略)
 フランスやチェコ共和国、イタリア、ポーランドなどは、一部の原子力発電所での運転一時停止や改修・建設計画の凍結などに踏み切ったドイツとスイスに追随せず、原発の即時停止の呼びかけは性急な措置として批判している。

 チェコ共和国のネチャス首相は15日夜、ドイツ政府が今週行った原子炉7基の一時停止決定について、「一般市民に不安感を巻き起こそうとする小細工的な策だ」と述べた

 チェコは250億ドル規模の原発増強計画に着手しているが、これは世界で最も積極的な原発投資計画の一つだ。

 英エネルギー相のクリス・ヒューン氏はドイツ政府当局者を「大陸的な政治家」と呼び、これら政治家が原子力発電所を軽率に一時停止してしまったと指摘した。そして、「結論をすぐに出したいのは分かるが、判断を急ぐべきではない。事実の全容が分かるまで待つのが賢明だ」と述べた。

 ヒューン氏は16日、日本の原発危機による影響をまとめた報告について、中間報告は5月中旬、また最終報告は9月中に提出されるよう求めた。

 ドイツのメルケル首相は15日、1980年までに建設された原子炉7基の運転について、安全性見直しのために3カ月間停止する命令を下した。同首相は14日、原子炉17基の運転延長計画を既に凍結している。一方、スイスは老朽化した原子力発電所を改修・建設する計画を凍結した。

 メルケル首相は原発反対派への対応に追われている。ドイツでは今週、各地で反原発デモが行われた。さらに、今年は地方選挙が幾つか控えており、原発問題は選挙戦で激しい議論を巻き起こす可能性が高い。

 一方、チェコ共和国では、日本の原発危機を受けて他国で生じたような原発に対する国民の激しい怒りはほとんど見られない。同国は原発によって、ロシアへの依存が減ったでなく、近隣国向け電力の輸出国としての地位を築けた。

 電力の75%超を原発に依存しているフランスは、原発停止の求めに反発してきた。同国のフィヨン首相は安全性確認のために全ての原子炉を点検すると述べたが、原子力を頭から非難するのは不条理なことだと付け加えた。

 イタリアの電力会社エネルは今週、原子力活用の拡大を目指す同国の計画に参加する予定に変わりはないと発表した。また、ポーランド政府当局者は、2カ所の原子力発電所(発電能力はともに3000メガワット)の建設に引き続き取り組んでいくと述べた。

 原発を支持する国は全て、既存および将来建設される原子力発電所の完全性を改善する試みについて、全面的に支援する考えであることを明らかにしてきた。

 しかし同時に、欧州の原発事業者は既に厳しい規制に対応し、安全点検体制が整っており、一部の事業者は、全ての原子炉に対して「ストレス・テスト」を実施するという欧州連合の決定には懐疑的である。

 今夏に予定されているこれらのテストについては、各国が既に独自の原子力規制体制を持っていることから、その実施は自発的であり、法的拘束力がない。ただ、リスクを低めるために政治的な見せ掛け以上の本格的な措置が取られるのではないかという懸念も一部で聞かれる。

 チェコの国営電力会社CEZの広報担当者は「当社は引き続き原子力発電所の安全と保全を点検しており、ストレス・テストは実体を伴わない政治的な表現だ」と述べた。

 さらにこの広報担当者は、安全性テストに関する欧州からの要求には全て従う意向であるとした上で、同社の2カ所の原発では安全監視プログラムが実施されているとともに、2月には危機シナリオに沿った最新のテストを行っていると述べた。

ウラン相場、日本の原発危機で急落
.大津波直撃した海辺の小企業の危ぶまれる再建
.有料会員向け記事 サマリーを読む
【コラム】原発危機、投資家はBPの原油流出事故を教訓に
.米軍、福島原発80キロ圏内からの避難命令
.使用済み核燃料の冷却作業に尽力へ-福島第1原発
.原発危機で日本政府の主導権強まる



【英国】
ロイター http://jp.reuters.com/

東日本大震災の損失、最大10兆円も=シティ
1万人超が県境越え退避、高齢者22人が死亡
原子力発電、米国エネルギーの重要な一部=大統領 6:30am
日本の港湾物流は維持される見通し=輸送会社 6:24am
東日本大震災の損失、最大10兆円になる可能性=シティグループ 5:05am
東電の計画停電、5日目に 6:41am
日本は原子炉冷却に注力する必要、恐らく数週間かかる見通し=米規制当局 4:54am
デンマーク海運マースク、福島原発沖合いの航行を見合わせ 4:52am
福島原発の状況は前日から大きく悪化せず、依然非常に深刻=IAEA高官 4:51am
米株4日ぶり反発、福島原発めぐる懸念で上昇は一時的か 6:20am
原子力発電、米国エネルギーの重要な一部=大統領 6:30am


【スイス】
スイス・インフォhttp://www.swissinfo.ch/jpn/index.html

スイスの救援チーム「後ろ髪を引かれながら」日本を後に
日本赤十字社、地震と津波の被災者援助に力を入れる


【オーストラリア】
25Today オーストラリア
http://top.25today.com/

•豪捜索救助隊2人放射能被曝[3/17]
•豪政府、在日豪人に脱出勧告[3/17]


【フィリピン】
日刊マニラ新聞
http://www.manila-shimbun.com/index.html

アキノ大統領、救援隊派遣など支援受け入れ検討を桂駐比日本大使に申し入れ
在日比大使館、福島県などから比人43人を救出。安否未確認者は45人に
海外就労者支援団体、マニラ市内で抗議集会。比人被災者の救援遅いと訴え

【タイ】
バンコク週報http://www.bangkokshuho.com/

〈東日本大震災〉保健省、空港でヨウ素剤配布
BOI、特典供与で日本企業を支援 (03/17) 
スーパームーン、自然災害とは無関係 (03/17) 
〈東日本大震災〉対タイ財政支援に影響か (03/17) 
〈東日本大震災〉軍輸送機で救援物資搬送



【インドネシア】
じゃかるた新聞
http://www.jakartashimbun.com/


災害庁の物資輸送
 日本便は通常運航
 ガルーダ航空

15人が福島から避難
 139人の行方を探す
 外務省

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