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12月16日の社説は・・・ 

2013-12-16 05:12:46 | 社説を読む
テーマは分かれそうです。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 原爆症認定―切り捨てでいいのか
・ 軽減税率―増税の趣旨を忘れるな

読売新聞
・ 福島汚染水対策 浄化後の海洋放出は不可避だ
・ 武器輸出新原則 防衛産業維持にも目を向けよ
 
毎日新聞
・ 武器輸出三原則 厳格な歯止めの議論を
・ 視点 起立採決の横行=人羅格 

日本経済新聞
・ 「家族のかたち」問うた最高裁
・ 米金融規制の厳格化に懸念が消えない

産経新聞
・ 中国の防空圏 疑念捨て日米共同行動を
・ 朝鮮学校へ公金 形変えても容認できない
 
中日新聞
・ 生活保護法改正貧困の救済を最優先に
・ フィンランドの教育現場<上>すべての子に学ぶ支援
 
※ 中日がフィンランドの教育を取り上げています。

「人口約五百五十万人のフィンランドは、小国ながら二〇〇〇年以降、経済協力開発機構(OECD)加盟国を中心とする国際学習到達度調査で常に上位に位置してきた。「教育大国」を自任するのはそのためだ。応用力や読解力を養う総合学習の成果とも言われているが、エリート教育はされていない。高い学力の秘密はむしろ生徒間の学力差の小ささにある。成績下位の子どもが少ないことが水準を押し上げているのだ。」

成績の平均は、ここにあるように「成績下位の子どもが少ないこと」で上がります。

「フィンランドでは親の経済力に関係なく、大学まで無償で学ぶ機会が保障される。公財政支出に占める教育費は13%弱。日本の9%を上回る。一学級の人数は二十人前後で、授業に応じてアシスタントの教師が配置される。」

「背景には、一人一人の学ぶ権利を大切にするという社会の合意がある。すべての子に支援を惜しまないと決めた教育が、格差の小さな学力と高い学力とを両立させている。」

「日本でも習熟度別授業などで教師を増やしているケースはある。でも一学級四十人の基準は減らない。財政難を理由に教育予算が削減されるなら、今以上に学校からゆとりが奪われるだけだ。」

 その通りです。

 明日に続きます。

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