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1月5日の社説は・・・

2018-01-05 05:35:20 | 社説を読む
なぜ一団体に過ぎない相撲の話題がこうも出るのでしょうか?

朝日新聞
・ 南北朝鮮対話 日米と共に事態打開を
・ 相撲協会 一件落着とはいかない

読売新聞
・ 安倍内閣6年目 長期目標掲げて政策で結果を 

毎日新聞
・ 北朝鮮が五輪で揺さぶり 文政権は意図を見誤るな
・ 安倍首相が年頭会見 「宿題」に取り組む一年に

日本経済新聞
・ 改憲論議は現実的な課題に即して

産経新聞
・ 安全保障 「積極防衛」へ転換を急げ 北朝鮮の核危機は重大局面に

中日新聞
・ 首相年頭会見 改憲論議急ぐことなく
・ 貴乃花親方処分 伝統にあぐらかくな

※ 

朝日です。
「協会は、二つの大きな課題をかかえた。

 ひとつは、暴力に対する意識改革の徹底だ。協会の危機管理委員会は「指導のためなら暴力も容認されるという誤った意識が残っている」と述べ、14年に導入された内部通報制度も機能していないと指摘した。」

「もうひとつは、組織を統治し、円滑に運営するガバナンス能力の向上である。

 問題発覚から約2カ月。本場所をはさんで、ファンに醜態をさらし続けた責任は重い。」

朝日の指摘はもっともです。
しかし、テレビのコメントには疑問が多いと思いませんか?
「被害者の貴乃花と加害者の時津風が同じ処分でおかしい」

被害者は貴ノ岩で貴乃花ではありません。
時津風親方は辞任です。処分ではありません。加害者でもありません。
日馬富士と貴ノ岩は明くる日に和解をしていたといいます。それを問題にしたのは貴乃花で、日馬富士は,ある意味被害者かもしれません。
というのも、外野の意見ですが・・・。


毎日です。
「金委員長は五輪成功を「心から願う」と語り、南北関係改善への意欲を強調した。一方で、米国に対しては米本土を核攻撃できると主張して敵対姿勢を示した。

 読み取れるのは、同盟関係にある米韓の離間を図ることで自らの立場を有利にしようとする計算である。北朝鮮はこれまでも同様の試みを繰り返してきた。

 南北対話が始まれば、北朝鮮は米韓合同軍事演習の中止を五輪参加の条件として持ち出してくる可能性がある。韓国による独自制裁の解除を求めてくることも考えられる。

 だが五輪は、核・ミサイル問題での取引材料になるようなものではない。文政権は五輪の政治利用を許さない姿勢を明確にすべきだ。」

北が五輪を駆け引きの材料にするのは想定内です。


読売は改憲論。
日経は「現実的な課題」改憲論です。
これに対して、中日は改憲に急ぐな。


産経は「積極防衛」です。
「今までは「想定外」としていた危機をあえて想像し、知恵を最大限にめぐらせ、国難を乗り越える心構えを持ちたい。」

「新たな備えをとろうとするたびに、専守防衛を持ち出して妨げる動きがある。長距離巡航ミサイルの装備や、ヘリコプター搭載護衛艦「いずも」の軽空母化への反対論がそれである。

 防衛力整備の遅れは、抑止力の低下を招く。専守防衛は平和にあらがう概念といえる。

 日米同盟のもと、侵略国に対する一定程度の反撃力を整える「積極防衛」に転じ、具体的に抑止力を高めていかねばならない。」

朝日や毎日、中日と遠すぎます。

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