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フルトヴェングラー-2-

2019-04-08 06:17:58 | 音楽雑感&関連サイト
 なぜフルトヴェングラーにはまっているか?


 画像出典http://furtwangler.gr.jp/top01.html

 ブラームスは、1897年(明治30年)に亡くなっています。エジソンの蓄音機で、ハンガリー舞曲を録音したそうなのですが、彼自身の指揮による交響曲の録音はありません。
 では、今回の疑問、ブラームス自身はどんなイメージを持っていたか?

 フルトヴェングラーは、ブラームスが交響曲第4番を作曲した翌年に生まれています。
 ただ、年齢的に、彼自身がブラームスの指揮を聴くことは難しいと思います。

 そこで、鍵を握るのがベルリンフィル
 ブラームスが自身が交響曲第3番を指揮(初演)したり、ピアノ協奏曲第2番を弾いたりしています。そのベルリンフィルで、フルトヴェングラーは長い間常任指揮者を務めているのです。

 「ブラームスの思いは、フルトヴェングラーの演奏に残っているに違いない」

 そう思って、彼の指揮するブラームスを聴きはじめたのです。

 YouTubeでブラ4を聴いてみましょう。

 ここから https://www.youtube.com/watch?v=zlaTYaQP8IM

 不思議です。
 70年前のモノラル演奏で、音質はひどいものですが、曲に入ると、それがまるで苦にならなくなるのです。それどころか、ぐいぐい引き込まれていきます。その表現は濃厚で、構成もどっしりとしています。クライマックスでは燃え上がるように聞こえます。

 ライバル、トスカニーニも聴いてみたくなりました。

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