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哲学入門77 石田梅岩 石門心学

2019-04-09 05:19:23 | 哲学の窓
白坂慎太郎先生の哲学入門

第77回、石田梅岩 石門心学です。
 ここから https://www.youtube.com/watch?v=fOsjy2INvXQ



町人倫理の登場です。



江戸時代は町人が力を付けてきた時代です。
町人が文化を創り広げてきました。



そこで石田梅岩です。



「心学」という言葉は弟子が使い始めました。



すなわち


「性」とは「人生」と読み替えてもよいでしょう。

老荘思想や神道の影響を感じます。



商行為の正当性を主張します。

まだまだ、お金は卑しいと思われていました。
キリスト教社会におけるユダヤ社会の発想に似ています。

当時は、お米に価値を置いた時代だったのです。

ただ、士農工商と、農を2番目におきました。
この考えは近年では否定的ですが、武士を支えたのは農民であることは間違いありません。

日本人は「お金儲け」は卑しいという思想がありました。

また


社会的分業を肯定しました。

心学講釈



特徴として、


女子の聴講を認めたのは画期的です。



「富の蓄積」。宗教改革におけるカルヴァン派のような主張です。

農業の重要性を主張した思想家もいました。

それが次回、安藤昌益です。

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