《 全員が参加するための評価とは-1- 》
問題です。
Q 学習指導案の指導過程の中に次のように評価が書かれていた。さて、その教師にどう指導するか?
① 課題をつかむことができたか。
② 作者の考えについて発表することができたか。
③ グループでの話し合いで自分の考えを表現できたか。(観察)
④ ノートに実験の結果を記入することができたか。
⑤ ものの長さを正しく測ることができたか。
⑥ 意欲的に授業に参加することができたか。
あくまでも解答例である。
① 課題をつかむことができたか。
子どもが課題を理解するのは当たり前である。
そもそも「課題の理解」は評価項目にはない。
「理解」とは、課題でなく、学習内容を理解するのである。
したがって、「課題の理解」を意識するのは当然としても、「評価」として書くことではない。
次回に続きます。