TRANS.Bizより「性悪説」とは?唱えた人は誰?正しい意味と「性善説」との違い を紹介します。
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目次です。
1 「性悪説」とは?
1.1 「性悪説」を唱えた人は「荀子」
1.2 「性悪説」の正しい意味(訳)は「努力することによって善を獲得できる」
1.3 「性悪説」の教えのポイントは「努力の結果、立派な人間になれる」
2 その他の「性悪説」の考え方
2.1 ビジネスにおける「性悪説」
2.2 キリスト教における「性悪説」
2.3 フロイトにおける「性悪説」
3 荀子が示した「性悪説」の例
4 「性善説」と「性悪説」の違い
「荀子」以外の性悪説も紹介されています。
まとめを紹介します。
「性悪説」とは、「人は努力することによって善を獲得できる」とする荀子の唱えた説で、孟子の「性善説」に反して提唱されました。孟子の「性善説」とは、「人は本来、善である」とするものです。
荀子の「性悪説」と孟子の「性善説」は、相反するものではなく、どちらも努力の積み重ねによって「善」を獲得、あるいは開花させ、立派な人間となることができる、というものです。
いずれにせよ、人は自ら努力しなければ悪に染まる、あるいは低い方に流れていってろくなことになならない!と述べられています。性悪説と性善説、どっちが正しい?と言っている場合ではないかもしれません。
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