３月２日の社説は・・・

特にこれといったテーマが思い浮かびませんが・・・。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・　Ｆ３５部品輸出―三原則を空文にするな
・　コンクラーベ―人々に寄り添う法王を

読売新聞
・　中国とインド洋　影響力増大は地域の軍拡招く
・　在留邦人保護　アルジェリアの教訓を生かせ
　
毎日新聞
・　Ｆ３５を「例外」に　三原則骨抜きに道開く
・　リコール製品　回収の努力を尽くせ

日本経済新聞
・　マイナンバー法を今度こそ成立させよ
・　現実踏まえたＦ35部品輸出

産経新聞
・　武器三原則とＦ３５　防衛政策の呪縛を見直せ
・　ＩＯＣ評価委来日　国挙げ招致の熱意示そう

中日新聞
・　マイナンバー　導入は問題が多すぎる
・　武器輸出三原則　形骸化に歯止め必要だ

※　武器輸出関連に５社が触れました。

賛成が日経と産経。おそらく、明日、読売も賛成するでしょう。

警戒が朝日、毎日、中日です。

原発の構図と同じです。

日経「特に巨額の投資を伴う戦闘機などの生産は国際分業が進んでおり、日本の防衛産業もその輪に入っていく必要がある。
　国際分業の現実を踏まえた判断といえよう。」

産経「防衛技術競争の遅れを取り戻し、戦闘機開発に参加することは、日本の安全保障にとって死活的な課題であることを、あらためて確認したい。
　「平和国家」を標榜（ひょうぼう）することに主眼を置いた姿勢では日本を守り抜くことはできない。防衛政策の呪縛を解く具体的な論議を深めてほしい。」



朝日「輸出を急ぐより、まず歯止めのかけ方を議論すべきである。」

毎日「武器輸出三原則や非核三原則は戦後、日本の国是とされ、アジアや中東における日本外交に大きな役割を果たしてきた。安倍政権はこのことを改めてかみしめるべきだ。」

中日「武器輸出三原則は骨抜きにされてきたとはいえ、引き続き堅持すべき基本理念だ。これ以上形骸化しないよう、厳格な歯止めをそろそろかけるべきではないか。」